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 ←これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成三十年 三月号(かため) 
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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成30年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成三十年 三月号(やわめ)

 ←これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成三十年 三月号(かため) 
先の記事に書いた通り、3月分はこんな感じに分割線。

来月も、すこーし多く語りたくなるのですが、次は四本一気にやって終わりになりそう。





 今回取り上げるのはこちらの作品。


劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ、願い!

劇場版プリキュアスーパースターズ

リメンバー・ミー



◎今月鑑賞映画





省略。









◎劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ、願い!





 昨年一年、更新を休んだせいで、Xから抜けてウルトラマンオーブの話が出来てないのに、書いていいのかどうか悩みつつ。
 光の国の戦士の中で、唯一悪に堕ちたウルトラマン・ベリアル。その息子が活躍する異色作、2017年のウルトラマンジード。例年変わらぬ低予算ながらも、2014年の「ギンガS」以降、久々にシリーズ参画した坂本浩一監督のアクションに彩られ、シリーズに新たな風を入れました。
 テレビ本編でその血の運命に決着を付けた彼が挑むのは、ウルトラマンとして一本立ちしたが故の悩み事。
 ぶっちゃけ、ウルトラマンメビウスの中盤で観たなあって気がしないでもないですが、仲間が居ること前提で、孤立無援を強いられるとなるとなあ……


 自らの生みの親・ウルトラマンベリアルとの決着を見たウルトラマンジード/朝倉リク。頼れる先輩・ウルトラマンゼロも元いた宇宙へと帰還し、彼がこの宇宙に於いて唯一のウルトラマンとなった。
 そんな折、外宇宙からの自律型巨大ロボット・ギャラクトロンMK2が襲来。『この星のウルトラマンは自分しかいない』という危機感に駆られ前のめりに戦うが、当のギャラクトロンには軽くあしらわれ、唐突に姿を消す始末。

 次こそは倒すと息巻くリクの前に現れた、妖しげな雰囲気を漂わす謎の男・ジャグラスジャグラー。
 彼の手引きで、ギャラクトロンたちの頭目・人工頭脳ギルバリスが求める『赤き鋼』が眠るという日本の最南端・沖縄に向かうのだが――。


 昨々年の『X』、昨年の『オーブ』と、怪獣特撮映画に秀でた田口清隆監督に代わり、本編最終回からスライドしてメガホンを取った坂本監督。
 やはり、こういったヒーローのパーティームービーとなると一日の長があり、昨年感じたもやもやを見事払拭した素敵な映画でございました。

 かつてメガホンを取られたギンガSをやった頃より予算面への上積みやスケジュールに余裕が出来たのか、仮面ライダー映画で度々観られる坂本演出も出し惜しみ無し。
 防衛隊アイテムが販促物から外れた関係で、やたらめったら形態の増えた昨今のウルトラマンですが、それら各種形態を、可能な限り全部出すってんだからとんでもない。
 というか、全部出し尽くして、それら総てにきっちり魅せ場つくってるんだからおそろしい。

 勿論、氏特有の素面のアクションにも少なくない尺が割かれており、主役であるリク、前作の主役であるガイやジャグラーは当然として、レギュラーメンバーほぼ全員に、『キャラの個性を活かした』アクション付けをしている辺りは『さすが』というべきか。
 女性キャラも多いので、坂本監督特有の『そういう』カットもちらちら映るけど、まああまり気になるものでもなく。

 監督が『ゲストに留まらず、彼らが居なきゃ成立しないお話』にすると言った通り、前作『オーブ』の二人組の存在感もマシマシ。
 主役から外れた助っ人ということもあってか、クレナイ・ガイの頼れる大人感が、朝倉リクという若きウルトラマンとの対比で際立つ際立つ。
 あぁいうキャラクターなので、坂本監督下での熾烈な素面アクションが観たいとずーっと思ってたので、そこもガッツリやってくれてて大満足でございました。

 そんなガイさんの悪友となりつつあるジャグラーも、ほぼ全編に渡り、妖しい笑顔を振り撒きながら味方に回るものだから、いやはや大変腹筋に悪い。
 スタミナ切れを拗ねて誤魔化したり、『またこのパターンか』としょんぼりしたり、そういう層に響くシーンも盛りだくさんで、変質者でありながら作中随一の萌えキャラと化してて笑うしかない。

 なんて書くと妙にアホっぽいのですが、戦闘シーンになれば頼れる戦力であるのは確かで、ウルトラマンたちの揃い踏みにしれっと混じっていても違和感がなく、かつ終盤にオーブ最終回にて描かれた展開の粋な『意趣返し』が用意されており、ファンはここでじんと来ること必至。
 あれ、この映画、誰の劇場版だったっけ……。


 本編が、親父超えをひとつの到達点にしていたせいか、映画は仲間との絆がメイン。自分一人で総てを解決しなきゃ、って所に挟まるドラマは、一本立ちを控えた若葉マークウルトラマンからの脱却としてなかなか気持ち良い。

 昨年の映画が、わざとウルトラマンフェスティバルのバラエティー豊かな展開で攻めてきて、求めてたのはそっちじゃないと悶々としていたのもあってか、今年は心の底から満足出来る映画でとても良かった。

 沖縄ロケ、監督の趣味、素面アクション、変態ジャグさん、オーブ最終回の素敵な意趣返し、これだけ描いて72分でよく収まったなと。
 ぶっちゃけ体感時間で百分くらいの充足感でした。


 しかし、これだけアドリブマシマシで喋って、何一つカットされない関智一は一体何なのか。





総合点:★★★★★★★★★☆








◎劇場版プリキュアスーパースターズ







 早いもので、プリキュアシリーズもそろそろ十五周年。本年度作『HAGっと!プリキュア』には初代のキュアブラック・ホワイトが客演登場すると聞いて盛り上がって来ましたが、まずは春のオールスター作の話をば。


 ある日街に現れ、破壊の限りを尽くす謎の存在ウソバーッカ。応戦する野乃はな/キュアエールたちだが、『嘘』を織り交ぜた攻撃の前にキュアアンジェ/薬師寺さあやキュアエトワール/輝木ほまれが異空間に拘束されてしまう。
 彼女らを救け出さんと奮闘する中で出逢ったのは、同じプリキュアにしてパティシエの宇佐美いちか/キュアホイップ。彼女たちの仲間もウソバーッカに捕縛されたと聞き、協力して敵を追うのだが――。


 現行の『HAGっと』に加え、前作『キラ☆キラ プリキュアアラモード』の六人、更に前々作の『魔法つかいプリキュア』も加えた十二人編成。
 常々、もうオールスターは人数が多過ぎて見るに堪えないと言ってきた訳ですが、流石に造り手も限界なのか、昨年辺りから人員整理が行われ、その分の尺をキャラの描写に注ぎ込んだ作りとなりました。
 キャラ個々に割く時間も増え、作品間を超えたやり取りも微笑ましい。
 ツンケンした新人を弄んで楽しむゆかりさん、ある意味『いつもどおり』なあきらさん、最早言葉を用いずとも、アイコンタクトで総てを察するみらリコと、その層にも響くシーンが多くて、その辺も楽しめるんじゃないかと。



 脚本を担当するのは、仮面ライダーの春映画が無くなって行き場をなくした名物脚本家米村正二大先生。
 三作すべてにノータッチのはずなのに、違和感なく会話が続くのはPらの尽力もあるのかしら。


 脚本のせいなのか、スタッフの代替わりのせいなのか、登場プリキュアたちの変身バンクをぎりぎりまで出し惜しみ、簡易変身で流れるように戦闘へ以降するなど、殺陣の組み方は平成仮面ライダーかスーパー戦隊っぽい。
 昨年度と異なり、3DCGに頼らない、顔への陰影マシマシな絵面は、えっこれプリキュア映画!?って思うくらいのガチっぷり。
 かと思えば応援に参加する妖精たちのシーンは妙にユルく、謎のコントラストになっているという……。

 しかし、魔法界はもう何が起こってもオールオッケーな、創作に都合の良い場所になりつつあるな……。
 彼女たちが客演すれば如何なクリーチャーもだいたい魔法界産として設定できることでしょう。

 戦闘シーンのメリハリや、いざって時の見得の切り方、人数を絞ったことによるよく言えばスローペースな展開と、やはりこれくらいだと安定するなあって感心しきり。
 しかし、改めて身体能力全振りのいちか、魔法というアドバンテージを持ったみらいの凄さが光る。
 そこへ来て、固有の特殊能力(?)を保たない野乃はなちゃんさんですが、今後如何にして成長してゆくか期待が高まるところ。


 しかし、約束を破ったとはいえ、かつての美しい思い出が北村一輝となって襲い来るのを見ためちょっくさんの心境や如何に 。
 二週目すると、序盤のHAGプリ組のセリフが傷口に塩を塗るようなえぐさになってる構成はなかなか上手い。


 でも、これ、あれよね。脚本の段階で避けられない指摘ではあるけれど、
 劇場版スマイルプリキュアを想起させずにはいられない話筋。

 主人公がゲストキャラに対し、約束を守れなかったせいで闇に堕ちてー、ってとこがモロにそれで、米先生的には映画っていう大舞台はこれなんや!って不文律があるのかしら。

 まあ、実際観てみるとそれ以外の部分で差別化が成されていますし(それが終わりでないと解っていつつも、『命を散らす』シーンがあるのは、このシリーズからすると予想外)、長年幼年向け作品で手腕を振るった米先生『らしい』旧知の脱し方なんかもあって、アニメーションとしてはあまり気にならなかったなと。
 普段からこの手の方向性で平成仮面ライダーシリーズのホンも書いてよ……と言うのは酷か。

 過去の話を持ち出してしまいましたが、ここ数年のプリキュアシリーズ好きなら押さえておいてソンのない快作。
 戦闘シーンの見得の切り方がとても平成仮面ライダー作品だったので、春の映画がなくて物足りない方にも是非。



総合点:★★★★★★★☆☆☆









◎リメンバー・ミー








 ここ何年か、公開しない年は無いってくらい映画を作るディズニー・ピクサーの最新作。
 この規模になってくると作品内でもピンキリが生まれ、良し悪しがハッキリしてくるものですが、なかなかどうして、本作は本気モードで侮れない。


 舞台はメキシコ。ミュージシャンを夢見る少年ミゲルは、曾祖母の代から音楽を嫌う家族に反発し、隠れてギターを弾き、町の英雄にして伝説のミュージシャン、エルネスト・デラクルスに思いを馳せる毎日。
 他界した先祖が戻って来るの『死者の日』。ミゲルの家族も先祖を迎える準備をしていたが、ミゲルだけは地元の音楽コンテストに出場したい気持ちに駆られ、とうとう音楽を毛嫌いする祖母に見付かってしまい、ギターを壊されてしまう。
 諦めきれないミゲルは、デラクルスの魂を祀る霊廟《れいびょう》に忍び込み、彼のギターを持ち出すが、一度爪弾いたその瞬間、ミゲルは生者にその存在を認識されなくなり、逆に死者の日で街を訪れた骸骨たちを知覚出来るようになってしまう。
 死者の日に遺物を盗んだ生者は、生きながらにして死者の国に飛ばされてしまうのだ。

 再び生者に戻るには、日が変わらないうちに持ち主から『赦し』を得なくてはならない。ミゲルは死者の日にも関わらず、生者の国へと渡れない謎の男・ヘクターと共に、ギターの持ち主たるデラクルスの元へ向かうのだがーー。


 ざっくり言っちゃうと、ディズニー・ピクサーに於けるこういうタイプのありがちな話運びなのですが、それ故に伏線の提示と消化、設定とキャラ心情とのコントラスト、そこに全力の映像美が加わってそりゃあもうさめざめと泣きましたとも。
 昨年の『モアナ』、昨々年の『ズートピア』を超えてココロに響く。この手の話は若干贔屓目に見てしまう。贔屓しなくても面白いけれど。


 本当に、本筋を追う上で特別なことは何もないんですよ。そこは良くも悪くもいつものディズニー。
 なのに、ひとつひとつの展開運び・散りばめられた謎を絶妙なタイミングで解き解し、最期に残っていたピースを嵌め込んで結実させる。
 堅実ながら、地道に涙腺にクる流れは本当にずるい。


 陽気な音楽で有名なメキシコが舞台ということで、劇伴も情熱的かつバラードテイスト。空っ風吹く町に響くギターの音が心地良い。
 音楽と共に踊りにもかなりのウェートが割かれてて、大舞台で歌と踊り、そこに物語の大一番、サスペンスフルな場面をぶち込んで違和なくまとまるのはもう流石としか言いようがない。
 レビューする側なのになんかこう、語彙力が下がって申し訳ない。

 家族か音楽か、過去の事情から互いに両極端に振り切ってしまった家族。
 話筋的にこれは音楽がメインで、家族は抑圧の象徴なのかなと思いきや、勿論そこで終わる筈がなく。
 音楽も、家族も、どちらも尊く無くてはならぬと高らかに謳うこのラストはずるい。

 高祖母が出て来た時点で、本編中に亡くなるだろうなってのは容易に想像出来たんですよ。
 けど、そのタイミングを溜めて積んで、本当の大一番に持って来られたもんだから、最後はホント涙が止まらなかった。

 決して奇跡によるデウス・エクス・マキナではなく、代々音楽を封殺していたという土壌があり、音楽がきっかけで回顧されるって話を順繰りにし、現実的にも得心の行く作りになってるのがまたポイント高くって……。
(介護の職とか、その関係のお仕事をされている方だとすんなり頭に入るかなと)
 思い返せば、最初から総てが一つの線に繋がるように話を配置した脚本、演出の妙だよなあ。


 珍しく褒めて褒めて褒め殺してる感想になりましたが、それだけ層に届いた傑作だということが解っていただければ。
 敢えて不満点を言うならば、同時上映のアナ雪続編パートが予想以上に長く、本編はいつ始まるんだとやきもきしたくらい。
 尤も、こっちもアナ雪本編では語られなかった新設定や、彼女たちの『その後』を高らかに謳い上げる傑作ではありましたけども……。



総合点:★★★★★★★★☆☆
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