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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成28年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年八月号

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 本業が忙しくなっており、なかなかこっちに割く時間がなく、未だに二か月のズレ。
 まあ、この時期、ほぼゴジラしか観てなかったので、他のもの殆ど覚えてないのですが……。

 久々に、リビドーが強く滲み出た感想になりました。



  
 今回取り上げるのはこちらの作品。


君の名は。

ROOM

ミュータント・ニンジャ・タートルズ影


◎今月鑑賞映画

・『シン・ゴジラ』(二回目)
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2(午前十時の映画祭枠)』
・『劇場版仮面ライダーゴースト&ジュウオウジャー』
・『シン・ゴジラ』(三回目・IMAX)
・『ゴーストバスターズ』
・『シン・ゴジラ』(四回目)
・『シン・ゴジラ』(五回目)
・『君の名は。』
・『シン・ゴジラ』(六回目・極上爆音上映)
・『シン・ゴジラ』(七回目)
・『ポセイドン・アドベンチャー(午前十時の映画祭枠)』


 見事にゴジラばっかり。
 自分の金で、しかも大好きなゴジラを『近所の』劇場で見られることなんて今まで無かったので、そりゃあもう欲望のままに見続けましたとも。

 それ故他のものはほとんど見ておらず、ここで取り上げている割に、タートルズは来月に持ち越し。
 ゴジラの劇場で幾度となく宣伝された『君の名は。』も、最初はスルーする気まんまんだった、のですが――。




◎君の名は。




※※※


 それまでインディーズの小劇場を主舞台としていた新進気鋭の映画監督・新海誠が手掛け、一体何故だか今回は全国三百館という大規模公開となった作品。それまで興収三億が精々、と言ってた同監督の映画が、今では九月いっぱいランキングの首位を維持し続け、宮崎駿以来となる『興収百億円達成』映画の監督になるというのだから、世の中まったくわからないものです。


 監督の名前は話に聞いたことがあるなあ程度で、そもそも観に来た主目的が『こんな大規模上映アニメ映画で男女入れ替わりネタをやるなんて!!』と半分近く物見遊山気分。
 実際、『そっち』側の映画としても超良作で、始まってすぐからガッツポーズだったのですが、『そうでない部分』に思い切り心を惹かれ、エンドロールが流れる頃には『名作疑いない』と万感の拍手だったですとも。


 飛騨の山奥に住む宮水三葉(声:上白石萌音)はど田舎暮らしと家庭の事情に耐え兼ね、華やかな東京暮らしに憧れる女子高生。「生まれ変わったら東京のイケメン男子にしてくださーい」などと叫んだ翌朝、彼女は自分が東京に住む男子高校生・立花瀧(声:神木隆之介)になっていることを知覚する。
 再び目が覚め、その時起きていたこともぼんやりとしか覚えておらず、夢だとしか思っていなかった彼女だが、自身の周囲の反応は、普段自分が想像していたものと遥かにかけ離れていたものだった。


わたしは」「俺は
あの男の子と」「あの女と
「「夢の中で、入れ替わってる!?」」


 周囲の反応から入れ替わりを自覚した両人は、自らの暮らしを守るべく、その際起きた事柄を日記に残し、遵守すべきルールを定めて行くが、男女間の差は埋めがたく、互いが互いに葛藤してゆく羽目に。

 時に協力し、時にそれを台無しにしながら、徐々に距離を縮めて行く三葉と瀧。
 しかし、入れ替わりは前触れなく突然消え去ってしまう。

 一体何故、こんなことに? 瀧は入れ替わりの際に見た光景だけを頼りに飛騨へと向かうが、そこで彼を待っていたのは――。


 普段、こう言った全国大規模公開作ではそうそうお目にかかれない『男女の入れ替わり』ネタ。こう言ったモノは目に入ったとしても、元在る本筋の補強程度にしか使われず、パッとしない印象が強いのですが、本作に関しては冒頭からクライマックスまでがっつり扱われていて、『なんちゃって』感も無いので逆に驚き。

 ゼロ時代屈指の人気作を紹介するのにこういう見方もどーかと思いますが、『それ』に依って生じる変化を面白おかしく、いやらしくなく丁寧に紡いでいて楽しいのなんの。大方の予想通り、瀧くん→三葉への入れ替わりにげへげへしながら眺めていたわたくしですが、終わってみれば心に残ったのは三葉が瀧くんと入れ替わったシーンばかり。
 神木隆之介渾身の熱演とフェチズム溢れる作画班の仕事っぷりにより、男声なのに完全に女子な様は『一体どんな徳を積めばこうなるんだ……?』と感嘆せざるを得ませんでした。


 しかし、ここで物語は方針転換。それまでに紡いできた要素を巧みに用い、SFテイストのほろ苦いお話へと様変わり。予告も、ぼんやりとしか観ていなかったので、この辺の変化には素直に驚かされましたとも。

 この辺の転換と、それに続く逆転はかなり強引だなあと思うのですが、『この世界ではこういうことがままあるんだよ』という説明を先んじて提示し、後はヴィジュアルと勢いで一気に押し込んでいるため特に気にならないところがずるいなあって(※巷で噂の『彗星の軌道』については此処では特に触れません)。


 とまあ、入れ替わりだの、その先に続く怒涛の反転に興味が行きがちな本作ですが、肝となるのはそれまで深く繋がっていながら、互いの名前さえ思い出せずすれ違う『遠距離恋愛』。携帯電話の登場で昨今描きづらいとされるそれを、本作はそういったツールを用いてカタチにしているんですね。
 なんでそうなるんだ! とか、やっぱちょっと強引じゃない? って思ったりもするのですが、直球でベタなことやらかして、すっきりした気持ちで劇場を出られる辺り上手いなあ、巧いなあと膝を打つばかりでした。


 ま、あーだこーだ言ってますけどね、個人的には映画館ってハコの中で男女入れ替わりネタを大っぴらに観られるってだけでそりゃもう大満足だったんですけどね!!

 スピンオフとして発売された小説には、映画では「そこは別に主体じゃない」として切られたはっちゃけぶりが存分に記されておりますので重ねてオススメ。
 読み終わる頃には映画鑑賞二週目がしたくなること請け合い。


 今年のベストはシン・ゴジラにしたいところだったのですが、そこから僅か一月で、思わぬダークホースが出てきたなと驚くばかり。ここからどれだけ客足を伸ばすか、じっと見守ってゆきたいと思います。

総合点:★★★★★★★★★☆

<関連項目・商品>

◎秒速五センチメートル

 同監督が以前に手掛けた中編アニメーション。
 本作を観る前・観た後に鑑賞すると色々思う所があるかと思います。


君の名は。AnotherSide:Earthbound

 脚本協力として参加した加納新太氏が執筆したサイドストーリー。
 糸森の住民たちをメインに、本編で端折られた・ワンカットで済まされた部分を丁寧に補完しており、読了後再び劇場に行きたくなること請け合い。
 試し読みも可能なようなので、是非どうぞ。



◎ROOM《ルーム》




※※※

 いや、これ4月公開のやつやんけ、と突っ込まれるのを覚悟で。どうしてもゴーストバスターズの感想をカタチにすることができず……。

 以前、どっかで語ったのですが、アカデミー賞にノミネートされる映画というのはどうにもむず痒くて、『えっ、これそんなに面白い?』とひねくって考えてしまいがちですが(※一部、例外あり)、これは久々に『そのテ』の奴でも面白い作品だったなあと。


 その「へや」に住む、ジャック少年とママのジョイ。二人はTVを見、体操をし、大きな諍いも無く、幸せな日々を過ごしていた。ジャックにとって、「へや」は世界の全てであった。
 だが、ジャックが齢五歳を数える誕生日、ママは遂に本当のことを打ち明ける。
「へや」は世界の全てではなく、この先に本当の「世界」がある。自分たちはただ、出たことがないだけなのだと。

 幼いジャックは理解不能な真実に困惑するが、ママと協力し、「へや」を出ることを決意する。



 開幕直後から繰り広げられる、母子の幸せな日常風景。しかしよくよく見るとカメラは部屋の一室以外を映さず、外部の様子は高い天窓からしか窺い知れない。しかも少年が持つ知識は、その年齢からしてもかなりちぐはぐ。
 これは一体どういうことなんだろう? そう思ったタイミングで、徐々に明かされてゆく衝撃的な事実。それまでのほのぼのが一転、ヘタなサスペンスよりも緊張感ある展開に転移するところが非常に巧い。


 実は、物語の根幹を成す大要素は、割と早い段階で決してしまうのですが、本作はある種ここからが本番。『へや』から『そと』に出た母子が感じるストレス・苦悩・軋轢。それまでのことがあるが故に傷付き、攻め切れないラインで展開し続ける。
 現実では、ひとたび事件が起こり、それが解決されると、マスメディアを中心に良かった良かったと騒ぎ囃し立てるものですが、本作ほどそれが逆効果となるものもなかろうて。

 しかも、その『要素』は物語が上向いて来た時にも決して忘れ去られることはなく、むしろ、それがあるからこそ本作のクライマックスは爽やかな感動を以って終われるという見事な構成。
 奇妙なサスペンスから始まり、暖かなラストで終わるなかなかの両構成。ソフトも出ていることですし、宜しければ是非。


総合点:★★★★★★★☆☆☆




◎ミュータント・ニンジャ・タートルズ影《シャドウズ》




※※※


 そういえば、一作目の方、映画レビューにしたためたっけ? twitterで語ったっきり? と悩んでログを追い、『あぁ、あの当時はアメリカン・スナイパーのを書いて満足してたっけ』と思い出したため、本作と前作、まとめで話してしまおうかなと。

 昔、頭でっかちのぬいぐるみを着た連中が活躍してた作品時代から観ていたこともあり、『今更やんの!?』と『でも、ベイなら……ベイならなんとかしてくれる』ってキモチで劇場に足を運んだんですね。吹き替えは『泉ピン子』の時点で地雷がしたので止めましたが


 マイケル・ベイ先生の映画(厳密には、彼は制作止まりで監督じゃないんですけど)の割に展開が異様に早く、四コマ漫画で一コマ目から三コマ目に飛ぶような展開の連続で、むしろ『そんなにトバして大丈夫?』と思いながら観ていたのですが、そもそも、『ミュータントとなった亀のエキスを得て世界征服や!』って本筋を大真面目にやっちゃう悪の組織、そしてそれに立ち向かう亀のティーンエイジャーぶりに圧倒され、終始笑いっぱなしでしたとも。

 

 監督じゃないのに引き合いに出すのもアレですが、トランスフォーマー連中は各種パーツがごっちゃごっちゃで、今何をしているのか非常に分かりづらいのなんの。
 そこへ来て本作に於ける亀やネズミや敵のみなさんは、比較的体のパーツがはっきりしており、殺陣の際『今何が起きてるの?』という点が非常に解りやすかった。この手の革新が丁度トランスフォーマーからだったのもあり、その旗手たるベイ作品で、映像を見やすくしてくれたの純粋にありがたかったです(だから、これベイが監督じゃないってば)。


 しかしまあ、亀たちの師匠たるネズミ先生が強いのなんの。日本的トンチキ棒術を駆使して敵の大ボスとタイマン張る辺りは作中屈指の名場面だったのではないでしょーか。
 亀たちは亀たちで世界各地を所狭しと回ってましたけど、それすらも霞む歴戦の勇士っぷり。
 そういう意味では、一作目はカメたちがあまり目立たなかったなあと。


 というわけで、その延長線として『シャドウズ』も鑑賞。
 相変わらず『怪しいタコ怪人にそそのかされ、亀撃破に闘志を燃やす前作のラスボス』という本筋一直線のシンプルな物語なのですが、プラスαで導入された『兄弟同士の絆』、『異形であるが故の苦悩』、『《影》に徹しなくてはならないニンジャとしての使命と、ティーンエイジャーだからこその承認欲求とのせめぎ合い』が良い塩梅になってて、少なくとも退屈はしなかったなと。


 スタート地点から異形であって、師の教えもあって『それでも良い』ってのが前作までの彼らの立ち位置だったのですが、自分たちの偉業が世間に知れ渡り、当人たちもそれを理解しているとなると話は別。加えて彼らは亀のティーンエイジャー。暴れる方も若者、諌める方も若者だから、どうにもこうにもまとまらない。
 しかも彼らは二足歩行の巨大な亀。名乗り出たってヒトの社会に受け入れられるはずなど無く――。

 作品中盤、溜まりに溜まった鬱憤と、それを帳消しにし得るキーアイテムの存在を巡って四兄弟が分裂する様は、話の本筋はさておきなかなか魅力的に見えました。亀に教えられるのも何かと思いますが、キャラクター映画かくあるべし、って気持ちでうんうんと頷くばかり。

 辿った足取りは大分違いますが、『美女と野獣』で描かれた『ヒトか、異形か』ってところに、きっちり『否』を叩き付けて闇に生きるニンジャであることを確立させたのは観ていて気持ちが良かったです。

 ただ、冒険の規模は随分とスケールダウンしちゃったかなあ。中盤の滝下りなど、無いわけじゃないけれど、起伏の少ないNYでのシーンばかりで全体としての盛り上がりは前作の方が上かなと。


総合点:★★★★★★☆☆☆☆
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