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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成28年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年五月号

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 最近は、二次創作リレー小説企画みたいなものに参加せてもらっております。
 もしよろしければこちらもどうぞ↓↓

Extending Universe(エクステンディング・ユニバース)


 自分は『結城友奈は勇者である』と『僕のヒーローアカデミア』部分を担当。他にまでまたがるは今のところ未定です。



 今回取り上げるのはこちらの作品。


劇場版遊戯王

劇場版響け! ユーフォニアム

海よりもまだ深く

アメリカ・ワイルド(おまけ)



◎今月鑑賞映画

・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(二回目)
・『劇場版 響け! ユーフォニアム』
・『劇場版遊戯王』
・『海よりまだ深く』
・『アメリカ・ワイルド』
・『デッドプール(試写会)』


 五月分、と言っておきながら半数以上が四月公開映画というアレ。気持ち的に沈んでいたので映画まで気持ちが向かいませんでした。
 なお、試写会にて鑑賞したデッドプールは、来月分レビュー『イカれた・ヤバい男たち特集』にて取り上げる予定です。


◎劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS



※※※

 誕生から二十年弱、今なお国内外で高い人気を誇る『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』。主役やシリーズをまたぎ、息の長い商売を続ける本作ですが、今回はその原初となる高橋和希の原作最終回のアフターストーリー。しかもその作者本人の脚本ともなれば、否が応にも期待が高まるというもの。
 丁度原作の完結と前後してデュエリストから一線を退いてしまい、ニコニコ動画でネタにされるのを見て笑っていた身としては懐かしいなあと思う反面、こうも手広く続けている中、今更彼らの『その後』をやって楽しめるのか? という疑問も少なからずありました。
 尤も、そこは完全に杞憂であったのですが。


 もう一人の遊戯《アテム》が冥界へと旅立ってから一年。卒業を控えた遊戯らはそれぞれの道に向かい旅立ちの準備を進めていたのだが、彼の終生のライバル、海馬瀬人はアテムの消滅・敗北を雪げないという事実を受け止められず、彼を再び現世へと呼び戻すべく、常軌を逸した『暴走』に手を染める。


 原作終了(といっても、その流れを組む作品もありますが)から十年近くが経過し、デュエルのルールや対戦環境も大きく変貌しており、まず観ているこちらがついて行けるのか? そこで時間の止まっている登場人物たちがそっちに対応できるのか?
 これに対しスタッフが提示したのは、原作(特にアニメの方ですかね)で度々描かれてきた『その都度行われる発動効果の説明』を必要最低限に留め、現在のデュエルで用いられるような専用用語をばっさりと廃すという展開。
 いやいや、効果分かんなきゃ何やってるのか解らないじゃない、という突っ込みも尤もですが、その分対戦相手同士の掛け合いに時間が割かれ、『何やってるかよくわからないけど雰囲気は伝わる』という絶妙なバランスになっているのが巧い。

 ワンターンでガリガリライフを削られる、あっという間にモンスターを複数体展開されてしまうといった映像表現を映画的な緊張感とスケールで魅せてくれるので、まずダレはないものと思って構いません。
 また、効果説明を省き、各キャラの描写に割いているためか、遊戯や海馬のプレイングスタイルがきっちり差別化されていて楽しい。未知の相手に対し出方を窺うよりもパワーでねじ伏せる海馬、対して守りを固め、堅実に攻めつつ罠を仕込む遊戯。やや不適切ではありますが、カードバトルの緊張感は十二分に味わえるんじゃないかなと。
 なお、劇中トンデモに見えるこれら展開は、説明されていないだけで実際のカードテキストに沿ったプレイングだそーです(劇場版パンフレット記述による)。さいきんのカードゲームって恐い。


 元々、本作の制作意図が『原作終盤、フェードアウトしたまま出演しなかった海馬を救済したい』というものだったためか、本作の社長は原作の斜め上を行く傍若無人っぷり。一応、前世の姿という形で出演してはいましたが……。

 遊戯たちの住む街の実質的な支配者となり、住民登録にデュエルモンスターズのデッキ構築・登録を必要としたり、もう一人の遊戯(アテム)に逢うため、エジプトの遺跡奥底に消えた千年パズルを多額の予算を掛けて掘り出したかと思えば、そのパズルを完成させるため『だけに』軌道エレベーターを用いて宇宙に行くなどやりたい放題。しかも、本人は一挙一動に至るまで大真面目なので始末に負えない。
 本編以上に、ニコニコ動画でその名台詞をネタにされる様をさんざん観てきたせいか、五分〜十分に一回くらいの頻度で飛び交う展開に、冗談抜きで笑いを堪えるのか必死でした。


 所謂『さようならドラえもん』的展開で決した原作を尊重し、あくまでアテムではなく、武藤遊戯の物語として決着させた点は、原作者の描いた話だからこそでなかなか興味深かったです。デュエリストとして成長し、海馬とも肩を並べる程に成長したその姿は、アニメや原作を最初から追って来たファンからすると感慨深く観られるのではないでしょうか。


 主にデュエル面で首を傾げる展開は多いものの、テンポやキャラクタの作画・描写の出来は高水準ですし、気になるならば二周目すれば良し。これまで遊☆戯☆王を応援していたファン(特に海馬支持層)にとっては、これ以上なく楽しい映画になったはず。実体化するモンスターたちの異様は、是非劇場の大スクリーンで観賞されたし。

総合点:★★★★★★★☆☆☆


◎劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~

※※※


 同名のテレビアニメーションを劇場版再編集した作品。


 そういえば、真面目に京アニ作品の映画を観に行くのなんて、『けいおん!』以来だなーとしみじみ。氷菓もFree!もスルーして、途中まで観ていてその後映画化した『たまこマーケット』も飽きて見なくなっちゃったし(後に映画を鑑賞し、最近の京アニはやばいな! と飛び上がったのはまた別のお話)。


 なんというか、誤解や批判を恐れずに言うと、映画『セッション 』のようなものを日本で作るとこうなるよ、ってイメージ。
 セッションって何だよ!? って部分は上記リンク先に大まかなイメージを書きましたのでそちらを参照してもらうとして、貪欲に高みを目指すダブルヒロイン、温和な笑みの奥に音楽教師・顧問としての矜持や真摯さを隠したイケメン先生、付き合いの深さや情以上に『上手さ』が全てに優先されるストイックな展開など、美少女青春アニメの体を取りながらその裏で繰り広げられる『マジ』な部分を興味深く鑑賞させていただきました。とても『けいおん!』を作ったところのアニメだとは思えない(ある種、それ故のカウンターなのかなー、と思いつつ)

 吹奏楽という集団競技を扱いながらも、その実見られているのは個々人のウデ。皆が力を合わせてハーモニーを奏でると言えば聞こえは良いですが、裏を返せば一人がダメだとみんながずれこんでゆくわけですよね。
 で、それでもなお必死に食らいついて行く部員たちが互いが互いを意識して切磋琢磨し、ぼんやりとした空気感漂う吹奏楽部を『全国出場』という目標に突き動かしてゆく。なんだか、21世紀に形を変えて描かれた昭和初期のスポ根アニメを観ているかのよう。

 そういう意味で、中盤に描かれた『今年が最後のチャンスとなる三年の先輩』と、『その子より高い実力を持ち、譲る気などさらさらないメインヒロイン』同士の同楽器・同パートを巡る争いは大変に魅力的でした。あんまり観ていて気持ちの良いものではなかったけれど、どちらも納得ずくで舞台を降りるあのくだりが個人的にはクライマックスでした。


 勿論、売りである楽曲は劇中の切磋琢磨との相乗効果もあってどれも傑作。人に依ってはクライマックスの演奏よりも、京アニらしく女の子を動かすのに全力でぶつかった序盤の『マーチング』のシーンの方が印象に残るかも。あのへんのフェチズムは流石は京アニ。

 元がテレビシリーズであることをあまり意識せずに鑑賞し、それなりに楽しませていただいたのですが、それでもやっぱり『ガチ』過ぎるのをなんの躊躇いもなくやっちゃうのは流石に引きました。いや、『そういうの』に近い話を度々文字に起こしている人間がこういうこと言うべきじゃないのかも知れませんが、それでもやっぱりちょっときつかったです。ちょっとその後の感情移入にも支障をきたすくらいで……。
 何がどう『ガチ』なのかは、敢えて言いません。

総合点:★★★★★★☆☆☆☆



◎海よりもまだ深く



※※※

 昨年、『海街diary』で日本アカデミー賞を受賞した是枝裕和監督の最新作。ここ何年か温泉好きのローマ人を演じ続けてきた阿部寛を主演に据え、往年の名優・樹木希林を脇に抱えた、前作とはまた違うなんとも言えない人間ドラマを構築して参りました。


 かつて、作家として賞を取った小説家の良多(演:阿部寛)はその後鳴かず飛ばすで、実益と生活を兼ね、探偵事務所務めを続けていた。
 彼には妻子も居たが、持ち前のギャンブル癖と仕事の振るわなさから離縁。それでも諦めきれずに嫁の元を訪ね、息子と過ごす一時を取り戻したいと迫るものの、嫁は養育費の支払い以外では彼と近付こうともせず、冷戦状態が続いたまま。

『こんなはずじゃなかったのに』。本来持っていた夢を叶えられず、それでも無為に生きる良多に対し、転機は『台風』という形で突然やってきて――。

『そして父になる』同様、主人公の名前が良多なのは果たして偶然か、必然か。
 同作に加え、前作『海街Diary』でも描かれた『ちょっと普通じゃない家族関係』が存分に描かれており、思わず『是枝監督こういうの好きだなあ』と突っ込んでしまったぐらい。尤も、本作の焦点はあくまで阿部寛演じる良多であり、家族の話は中核になりこそすれ、テーマとしてはそっちではない、という差別化はしておりますけども。

 なりたい自分になろうと奮闘するも、挫折を味わい浮上できず、なぁなぁで済ませて自己欺瞞を重ね、日々不満を持ちつつ仕事に励む男。本質的な部分を気取られて奥さんからは早々に離縁され、あぶく銭をギャンブルに注ぎ込んでは、『今月の養育費は?』と元嫁に迫られる生活。
 なのにプライドだけは妙に高くって、時々会う実家の母親には、親類からお金を都合してまで菓子やお金を用意する始末。
 割に、高年層向けの映画を作る印象の強い是枝監督ですが(あくまで個人的な主観に依るもの)、本作は確実に自分と同じか、そのくらいの年齢の観客を刺しに来ていると感じました。過去にすがり、夢を諦めきれない阿部ちゃんの演技が、観ていて本当にいたたまれなかった。

 そんな中で、樹木希林演じる良多の母は癒し以外の何者でもなく。決して見捨てず、突き放さず、かと言って過度に接することもなく、親子として気持ちの良い距離を保つ。あんまりにも出来た母親なのでもしや話の盛り上げで途中死ぬのでは……? とも思いましたが、実際はきちんと生存していてごあんしん。


『そして父になる』は表面上完成された家族が瓦解し、再構成されてゆく映画でありましたが、こちらは独りの男が自分の生きる人生の在り方を見つめ、認め、無理せず生きようという観客へ向けたメッセージが透けて見えるように思えました。『海街』より万人向けしないだろうけど、だからこそむしろ、就職難や見込み違いで現状に不満を持つ人々に観てほしい、そんな一作でございました。

総合点:★★★★★★★★☆☆


<関連作品>

そして父になる
 主人公の名前が同じ良多。家族をテーマにした作品ですが、ベクトルは大分違います。



◎アメリカ・ワイルド



※※※

 次世代IMAXのなんかすごい映像なんだぞ+特別企画1100円! というコスパに惹かれ、別件で名古屋に来ていた際こっそりと鑑賞。
 映画、というよりも『アメリカ国立公園の大自然を大迫力のスクリーンで観る』ことが主体の作品なので、中身より映像の魅せ方についてつれづれと。基本的にNHKでやってるような番組と然程変わりません。


 そういえば、IMAX、IMAXって、単語の上じゃ度々レビューに挙げてきましたが、それが一体どういうものかって説明は全然して来なかったなあということで、おさらいを兼ねて少し。

 大雑把に言ってしまうと、

・アーチ状に広く伸びたスクリーンで、どの座席から観ても『見辛いなー』という気持ちを起こしにくい。特に、スクリーン直近席に座ると視界全てが映像となり、3D映画ともなると冗談抜きで映像に引き込まれてしまうほどの衝撃
(※あくまで『にくい』だけで、むしろスクリーンがドでかいのもあって、前方列で見ると情報量過多の上、全体像を把握しづらいので、中段もしくは後列で観るのが吉

・同時に、サウンドの『聴こえ』方にも気を配っており、どの座席から聞いても同じように、かつ派手な爆発・聞き取りづらい微細な音が分かりやすい

 くらいのものでしょうか。今でこそ座席の揺れる『4DX』がそれっぽいですが、こちらも映画と言う媒体を『アトラクション』に変えてしまう、それはそれは豪勢な上映形態なわけなのです。尤も、それ故に平均して料金が2000円超えの上、割引に対応しない(※最近は少しずつ受け入れているようですが、それでも2000円弱が殆ど)、割高で豪勢な『趣味』の領域めいたものなのです。
 まあ、後は実際に体験してもらうしかないかなあと。予告で観たり、話を聞いたりするだけでは、あまり理解し辛いでしょうし……。


 閑話休題。
 あっちのお国の目玉のひとつたる『国立公園』を映像として公開するのだからという気概から来るものか、撮影機器の進化を見せたかったのか、遠景でどどーっと見せられる空撮風景は、どれも大自然の息吹を感じられるほど美麗にして繊細。どれだけ遠方に向かっても、3Dならではの奥行き感が失われないのは流石の一言。IMAX専用のカメラで撮影しただけあって、ひとつひとつがひたすらに美しい。

 中でも、何度か描写される河川の透き通るような水質を、映像と言う媒体でここまで綺麗に魅せられるのか! という衝撃がすさまじい。河のせせらぎ、濁流、轟音、それらすべてを微細な音質調整で聞き分けられるようにしている、IMAXならではな部分を感じられること請け合い。
 ついでに、短いながらも、動物の登場シーンはどれも必見。特に冒頭に登場するプレーリードックを撮影した部分は毛並みまでじっくりねっとり見られ、カメラを恐れずお鼻をひくひくさせてカメラ目線でこっちを見るカットには思わずほっこり。

また、従来の3D映画は『奥行きの構築』に注力していたことが多かったのですが、本作では従来3Dとして想像しやすい『物が迫って来る』部分も数多く取り入れていて、その両方が重なることで、本当に国立公園に来ているような感覚を味わえます。
 まあ、真正面から観ることを前提としているので、少し目線を外すと、迫って来た物体の境界が垣間見えてちょっと萎えちゃうのですが。

 名目上、アメリカ国立公園設立百周年を謳った作品ではありますが、新たな映像効果表現の見本市としては、なかなか楽しく鑑賞できました。大自然を目の当たりにしてのヒーリング効果もあるので、そう言った癒し効果を求めるひとにもおすすめ。
 尤も、これを掲載する頃には、日本中で上映が終了しちゃってるんですけどね……。

 あと、プレーリードッグが可愛い。可愛い。(大切なことなので二回言いました。本当に)

総合点:★★★★★★☆☆☆☆
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