スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年一月号 →これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年三月号
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


総もくじ  3kaku_s_L.png Journey through the Decade Re-mix
総もくじ  3kaku_s_L.png これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー
もくじ  3kaku_s_L.png 観た映画の感想
もくじ  3kaku_s_L.png 自作のアレな絵
もくじ  3kaku_s_L.png わかめ新聞雑記
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年一月号】へ
  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年三月号】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成28年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年二月号

 ←これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年一月号 →これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年三月号
 悪びれることなく今更二月分の感想を投下。
 ちょこちょこ一月公開作があるけどキニシナイ。

 個人的な話になるのですが、この時期風邪でダウンして、映画どころじゃなくなっておりまして……


 今回取り上げるのはこちらの作品。


オデッセイ

ガラスの花と壊す世界

俳優、亀岡拓次

X−ミッション





◎オデッセイ



※※※

火星に独り取り残された男』が、自分の知恵と勇気を駆使して生き残る――、なーんて言うと堅苦しく聞こえるかも知れませんが、蓋を開けてみれば、本作の公式アカウントが#火星DASH村』などというノー天気な単語を積極的に乗っかって行く程、ポジティブシンギングな宇宙サバイバル映画となっております。


 宇宙でサバイバルとなると、以前こちらのレビューでも取り上げた『ゼロ・グラビティ』という映画とも繋がる問題なのですが、基本的に宇宙空間というのは、人の適する生育環境でなく、如何して今ここにあるもので生き残るかが焦点になってくるわけで。
『ゼロ〜』は状況上『死』が直ぐ目の前にあり、知識技能を駆使しひたすら急げ、急げなお話でしたが、こちらは緩やかに迫る『死』を回避すべく知識技能に加え、『人脈』をもを駆使するというとところで、そちらとは大分赴きの違う作品となっております。

 その筋の研究者と擦り合わせて作った、『出来る限り現実に沿った火星での生存方法』は、意表を突きながらも荒唐無稽さはなく、かと言って止めどなく溢れ出る難解な専門用語に気負うことの無い、丁度良い塩梅。言葉で分からずとも、大抵の話は実際の画を観ればだいたい理解できるかなと。

 火星DASH村などと言われる前半戦は、とてつもなく絶望的な状況だというのにある種のノーテンキさすら感じられ、なんだかちょっと憧れてしまう不思議なさじ加減。本作をアタマから鑑賞し、劇場を出て来る頃にはじゃがバターやその他『じゃがいも』加工食品が食べたくなること請け合い。

 この辺りは、マット・デイモン演じるワトニーの『苦境でもジョークと音楽を楽しむ』性格が大きいのかなあと。劇場映画らしく、彼の命を脅かす事態が度々出ては来るのですが、毒づきながらもそれを受け入れ、他の道を模索し続ける姿主人公として大変魅力的。

 また、『ゼロ〜』ではほとんど期待できなかった『外部の協力』も重要なポイント。たった独りじゃ宇宙に行けないのと一緒で、出てゆく時も一人じゃ流石に無理。けれど、予告やなんだで次の迎えが来るまで1400日と煽られているのに、一体どうするの――? って辺りは本編を観てのお楽しみ。

 元々、特撮ヒーロー映画やアニメを観てキャーキャー言うような客なので、アカデミー賞を取ったと言われてもピンと来ない、もしくはそんな大層な映画なんか仰々しくって観てらんない、って気持ちなのですが、こうした直球の娯楽作が賞を取るならそりゃあ納得。
 SFに造詣深いリドリー・スコット監督の確かな仕事が垣間見える良作でございました。

総合点:★★★★★★★★☆☆




◎ガラスの花と壊す世界



※※※

 突っ込まれる前に懺悔しておきますと、本作は一月公開であって二月作品ではありません。のですが、一月でイッキに五作も取り上げるのは読者さま的に負担ではないかと考え直し、こちらにスライドさせていただきました。


 いかにも、『いかにも』なタイトルと難解な用語の飛び交う予告。個人的にはその手の作品はあんまり肌に合わないので、そのまんまスルーしようかと思ったのですが、意外なほどTwitter上での評判がよく、遠出した映画館で気軽に観られる上映時間(一時間弱)というのもあって、面白半分で鑑賞。
 いかにも、な部分にはやっぱりそうかと思いつつ、『プリディスティネーション』ほどではないけれど、話をイチからまとめるとキッチリ繋がる円環構造のシナリオがお気に入り。


 細かい人物相関図や設定補足は公式サイトを参照して――、と言いたい所なのですが、それはそれで中盤以降への深刻なネタバレを引き起こしているため、閲覧はくれぐれも自己責任で。劇中では殆ど説明がなく、逆に公式で説明を観るとネタバレになるとは罪深い。

 けれど、『それ一つ一つがひとつの"セカイ"』、『そのセカイで"役割"を持ち、侵食するウイルスを駆除する』、『可愛い絵面に反して、中身はガチガチのSF』で構成された要素は割と好みだったり。客観性を持つべき映画レビューでそれはどうかと思いつつ……。
 短い尺の中で実に三分の一近くを取った『各セカイを巡るシーン』は、目まぐるしく変わる衣装や風景もあって、お話これでまとまるんかいと不安になるものの、三ヒロイン皆可愛らしくて飽きない。ウイルス駆除ソフトとして必要最低限なデザイン・性格付けをされていた少女二人が、徐々に人間に近付いてゆく様にはちょっとほっこり。
 あやねるも種田ネキもいて、主役の娘がチノちゃん似だし、本作は実質『ごちうさ』三期と言っても過言ではない。多分俺は間違ったことは言ってない。日常パートがそれっぽいし。

 前述した通り、きちんと話を追ってゆけば、登場人物の輪が円環構造になっているのに気付いて、なかなか上手くやったなと感心します。始まった時点ではその尺の短さに不安を覚えたものですが、終わってみるとダレや物足りなさはほとんどなく、すっきりまとめてきたなと。極端な作画崩れも無く、可愛い女の子がわいのわいのしてるのを眺めていたいヒトにおすすめ。

 ……とはいえ、全体の尺を考えると中盤の『日常』パートはやっぱり長い。そのくせ作中重要な要素は言葉やさらりと画で触れるだけで、一度観ただけだと理解が追い付かないところもちょこちょこと。

 それとこれは完全に個人の主観なのですが、佐倉綾音演じる『ドロシー』が、肩を並べる『デュアル』との差別化を鑑みても、ウイルス駆除プログラムとしては感情豊かなのがちょっとマイナスかなあ。キャラ付けそのものには文句無しなのですが、『個性の希薄なプログラムが、外部の存在に影響され、感情を確立してゆく』流れにノイズを起こしていると言いますか。いや、あなた、最初から感情あるんとちゃいますか? と突っ込みたくなってしまう。


 予想以上に楽しめたのですが、それ故に粗末事がちょこちょこ気になる、色々と惜しい一作でした。決して、嫌いじゃないんですけどね。なんだかんだで、出て来るキャラはだいたいみんな可愛いし。

総合点:★★★★★★☆☆☆☆


※ ご注文はうさぎですか?

 まんがタイムきららMAXにて連載中の4コマ漫画。ストーリー等はこちらを参照されたし。
 TVアニメは2014年4月に一期が、2015年10月に二期が放送された。特に一期第一"羽"はニコニコ動画公式配信作品(『アニメ』カテゴリ)に於いて、飛び抜けて高い再生数を誇る。


 ほぼ毎日のようにコメントが刷新されることで有名で、本編内容に合わせた時事ネタやそのネタを改変したネタ、更にそれを……、と言った『コメントのコメントによるお遊び』を楽しむ作品へと変貌しており、ニコ動ならではな異様な空間と化している。知らない人が観るとすごくこわい。
 その凄まじさは、公式無料配信されている第一羽に於いて、分単位でのコメント傾向がスケジュール・テンプレート化されていることからも窺える。

 オープニングで貼られる謎の弾幕『あぁ〜心がぴょんぴょんするんじゃあ〜』は2014年度アニメ流行語大賞で四位を受賞。元ネタはきっと知らないほうが無難。



◎俳優、亀岡拓次



※※※

水曜どうでしょう』でOnちゃんの中の人やったりしてた大泉洋の盟友、俳優・安田顕(以下、ヤスケン)の主演作。
 実は筆者自身が観たくて観たというより、同番組、ひいては彼や大泉が所属する『チームNACS』のファンである母との話題作りくらいの気持ちで観に行ったんですね。あまり映画の趣味が合わないので、普段はこういうことしないのですが。

 兎にも角にも、タイトルロールでもあるヤスケン演じる『亀岡拓次』の生き様を映した作品。絶対に主役にはなれないけれど、それ故バリエーション豊かな端役をプロ根性で演じる様はどこか抜けてるのにかっこいい。
 自分は母のようにチームNACSや水どうのファンではないので、ヤスケンのことは『Onちゃんの中に入ってめっさ動く人』というイメージしかなかったのですが、それでも本作を鑑賞して、その幅広い演技に唸らざるを得なかった。

 細かな変更や外部の要求にも粛々と応じ、淡々とこなす様は俳優のみならず、他の仕事に携わる自分でさえも『かくあるべき』と思いたくなるプロっぷり。特に中盤、憧れの映画監督の前で見せた、小道具無しで繰り広げられる即興演技の巧みさは映画としての演出も相まって、正直ここがクライマックスでも良いと思う。


 ヒトは、演技だけでここまで観客を湧かせられるのか、と驚くばかりで、そこだけ切り取ると素晴らしい作品なのですが、残念ながらその他のオソマツさが足を引っ張ってる印象。
 亀岡拓次という人間を魅せたい、という気持ちは嫌と言うほど伝わってくるのですが、それ以外に心に残るものが何も無い。予告でも触れられている『居酒屋のお姉さんとの恋の行方』の結末には『いくらなんでもそりゃねーよ』としか言えなかった。
 無論、そこに固執して妙な方向に転がる映画なんてごじゃまんとあるので、一概に駄目だ、とは言えないのですが、こうも山も谷も無い淡々とした造りだと、別に映画でなくても良くね? という疑問が浮かんでしまう(ある種、前述の『一人芝居』がそうだったのかもしれませんが)。
 極端に『谷』が無くとも面白い人間ドラマとしては、前年是枝監督の『海街Diary』を観ているだけあって、あんまり言い訳利かないよなあと。ヤスケンの演技がどれも光っていただけに、お話の根幹から退屈なのが本当に惜しい。

 ちなみに、自分より前に本作を鑑賞した母の感想を要約すると、『ヤスケンは良い仕事をしていた。けれど(本作)が何を語りたいのか全くわからない』と相成りました。そりゃそうよ。

総合点:★★☆☆☆☆☆☆☆☆



◎X−ミッション



※※※

 予告でも記されているように、『全編ノーCG』が売り文句のエクストリームスポーツアクション映画。どこまでホントか、本編を観ている限り良くわからないのですが、煽り文句に偽りの無い怒涛のアクションは、初見じゃ度肝を抜かれること必至。


 まず冒頭、主人公らの山場をバイクで駆けるシーンから、本作の性格がイヤというほど解るはず。その後大波へのサーフィン挑戦、山頂からのムササビ滑空など、命知らずなアクション盛り沢山。本当にCG使わずにやったんか、と突っ込みたくなる箇所多数。やっていることの是非や意味はともかく、『これは凄い映画を観に来たぞ!』という気持ちになれるのは間違いなし。

 逆に、ストーリー部分は敢えてそうしているのか、オソマツという訳ではないけれど非常に恐い。
 主人公のライバル(当人はそう思っているか不明だけど)の目的は『オザキ8』なる不可能への挑戦。エクストリームスポーツを通じて人々の気持ちを変えるくらいならまだ良かったのですが、中盤から手段と目的を履き違えた、もしくはそれを承知でエコテロリストと化し、単に迷惑なおじさんとなってゆくのが観ていて勿体無いというか……。
 そら、延々とアクションを続けてて物語の山場がないのはまずいし、言いたいことは分からなくは無いのですが、作中描かれる『彼らの師匠』が描写される限り、『そういうもの』と無縁であったのも手伝って、突然の方針転換が非常に胸糞悪く。ある種、『そんな小せェこと気にして観てたってお腹が空くだけだぜ』みたいな空気を感じて、なんとも歯痒い。

 重ね重ねになりますが、エクストリームアクション映画としては素晴らしい出来でした。これで、肩肘張らずノー天気に観られる作品でさえ、あったなら……。


 なお、本作のエンドロールはべらぼうに長い(約10分ほど)うえ、終了後におまけ映像などはないので、終わったらさっさと劇場を出てしまうのが吉。

総合点:★★★★☆☆☆☆☆☆
スポンサーサイト
総もくじ 3kaku_s_L.png Journey through the Decade Re-mix
総もくじ 3kaku_s_L.png これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー
総もくじ  3kaku_s_L.png Journey through the Decade Re-mix
総もくじ  3kaku_s_L.png これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー
もくじ  3kaku_s_L.png 観た映画の感想
もくじ  3kaku_s_L.png 自作のアレな絵
もくじ  3kaku_s_L.png わかめ新聞雑記
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年一月号】へ
  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年三月号】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年一月号】へ
  • 【これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十八年三月号】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。