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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成27年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー ヒーロー映画特集

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 なんとか今年最後に間に合わしたぞ!
 今年のトップテンはまた後ほど……

 結局、今年は五回分くらいしか更新してなかったなあ……。

 今回取り上げるのはこちらの作品。


スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー三号

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

バードマン または(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

劇場版ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ十勇士

アメリカン・スナイパー




◎スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー三号

※※※



 オールライダー興行が常態化した『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』から早五年。スーパー戦隊との共演、宇宙刑事との共演、平成対昭和・藤岡弘、の出演……。黙ってても劇場に来るファン以外を取り込むべくあらゆる手を打って、しぶとく続いたこのシリーズ。いい加減辞めたらいいのにと毒付きつつ、今年も結局見に行ってしまいました。
 此の年度の仮面ライダーは「バイクではなく車に乗る」「刑事」のライダー・ドライブ。そのアイデンディティーを活かし、『電王やトッキュウジャーなど、乗り物ヒーロー大集合は?』、『刑事ヒーロー総登場はどうか?』などの案も出たようですが、「そんな義務的で、ファン目線なものはいらない」と破棄(スーツの修繕の手間を惜しんだのかしら)、半ばファンからも忘れられた存在であった『仮面ライダー三号(“V3にあらず”)』の復活という、相変わらず斜め上の題材を取って映画化したのでした。

 1972年2月10日。ショッカー首領を下したダブルライダーの前に現れたのは、組織最後の遺産にして最強のライダー・三号。彼により二人が倒されたことで、本来あるべき歴史に歪みが生じてしまう。
 時は流れて2015年。現行ライダー・ドライブと、その相棒詩島霧子の見上げた空が緑色の光で覆われる。瞬間、世界は『ライダーが守った未来』から『ショッカーが世界を征服した』ことにされ、ドライブもまた、ショッカーに与するショッカーライダーへと変貌してしまった。
 何故か、自分だけこの世界の有り様に疑問を持つ霧子、正義と悪とに分かれたライダーの中で、未だ抵抗を続ける仮面ライダーBLACK/南光太郎、そしてドライブに共闘を持ちかける謎の男・黒井響一郎。世界はこの先、どうなってしまうのか――。


 正直、平成・昭和どちらにもヘイトを与える前作に比べれば、倒すべき敵がはっきりしている本作は、まだまだマシだったように思えます。丁度、スーパーヒーロー大戦の後に「Z」を見たような、そんな感覚。
 まだ五年しか経ってないのに、『レッツゴー』のネタを使い回して恥ずかしくないのか! と思ったのですが、多分作り手的には「あの時やりたかったこと」は、こういうことだったんじゃないのかなあ、って。

 今日び、マーヴェルヒーローやDCコミックのヒーローたちも喧嘩する時代なので、日本だけがーって気にはなり辛いものですが、2011年当時はヒーロー大競演ものはまだまだ珍しく(次年でアベンジャーズが公開でしたし)、一号・二号がショッカーの手先になるというだけで結構な批判が起こったものでした。
 ですが、今ではアベンジャーズも喧嘩しますし、東映だって二大ヒーローも喧嘩したし、ライダー単体に目を向ければ、『鎧武』だってライダー同士でぶつかり合っている。「ヒーローが敵に回ったっていいよね」って土壌を、作り手たる東映自身が開拓しちゃったんですね。まあ、ネタ切れ感は否めないですけども。
 やや、特殊な形ではありますが、石森萬画版初代ライダーの『あれ』を映像化したのにはおぉっとなりました。お話自体はお粗末だけど、そこから敢えての『外し』も、それはそれで面白かった。

 前年度から続いてですけれど、春興行監督がJACの社長金田治監督から若い柴崎監督に代わり、自分たちくらいの世代のファンに対して「わかってる」映像表現がたまらない。サブキャラクターの中でも格別の扱いを受けている南光太郎/仮面ライダーBLACKの現代版変身バンクに、ファンの間で『不思議なこと』と揶揄されるあの展開を忠実に再現しており、当時の視聴者はにんまりすること間違いなし。実機が存在しないが故にCGではあるものの、ドライブの駆るトライドロンの前身・ライドロンとの共演が果たされたのも◎。
 その他、仮面ライダー555の闇に輝く真紅のラインに、ゼロノスの変身シークエンス、雑に処理された感は否めないものの、「仮面ライダー剣」の四大ライダー全てがオリジナルキャスト(顔出し。声のみ含め)で登板したのも特筆すべき点でしょうか。個人的には、カメンライダーJが闇夜の森林にぬっと出て来るところの巨大感演出が素晴らしいなあと感心しましたとも。
 肝となるライダーレースシーンも、往年のチキチキマシン猛レースめいていて、絵面的には楽しめました。『ビッグ』の魔法で妨害するウィザード、一人道幅程デカい車体で他選手を席巻するWなど、在りもののキャラとマシンの活用が上手い。この辺は何年も倉庫管理を行って来た経験値もあるんでしょうかね。


 なのに、というかまあ何年も続けて来たせいでのネタ切れなのでしょうが、毎年毎年お話の方がオソマツになっていくという始末。『レッツゴー』から焼き直しの世界観(変わったと言えば主となる敵が怪人からライダーになったくらい)に、脚本執筆や役者のスケジュールの都合上、話の方に出演キャラを合わせたような展開の連続。主役級のドライブや、比較的早めに出演の決まったてつをは良かったけれど、恐らく制作後半で決まったであろう剣勢四人は、ファンが怒るのも無理はない雑さ。そりゃまあ、悪側に堕ちたんだから色々あるよ、とは思うけど。
 これまでファンの間でまことしやかに囁かれていたことでしたが、とうとう本作のパンフレットで『話を先に作って、その中途で役者にオファーをかける』ことを公式も認めてしまった始末……。

 その後も昭和版でも『ねぇよ』と否を突っ込みたくなるくらいざっくりとした転換が続き、トドメとばかりに繰り出される、それまでのお話を踏み躙るかのような『歴史改変マシン』に『ライダーロボ』なる超兵器。あんまりにもあんまりなネーミングと、歴代兵器内でもトップクラスの破壊力が相反し、何とも言えない強烈な印象を残してしまってまあ。

 そして、それを駆逐するのが、スポンサーであるBANDAI様の為、派生マシンを売るためだけという理由を隠そうともしなくなった、唐突な戦隊サイドの合体ロボ。『観たくない人は後々ソフト版でカットしてね!』とでもなるような展開は、作り手側のある種の優しさなのでしょうか。仮面ライダー三号も、剣勢の雑さも、カーレース途中でポイしちゃうのも、ついでに殺されちゃうマッハさんも、全部全部気にならなくなりました。

 映像面での魅せ方、特に00年代ライダーを見続けて来た人からするとなかなか見所のある映画なのですが、それらプラス部分を全てマイナスで帳消しにする脚本と販促とスケジュール不足が本当に惜しい。ただ、この文章を書いているのが長年リアルタイムで平成ライダーを見続けて来たヲタクのものなので、それを抜きにすれば、ここ最近の作品から観て本作の鑑賞を選択した方は、また違った感想を抱くのかも知れません。

 なんだかんだで、毎年このシリーズを見て文句を言うのがクセになって来た気がしないでもない。

総合点:★★★☆☆☆☆☆☆☆



◎アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

※※※



 歴史的大ヒットを記録したマーヴェルのお祭り映画『アベンジャーズ』、その後に連なる「アイアンマン3」、「マイティ・ソー ダークワールド」、「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」という三本の大作映画を挟み、本作がいよいよ祭りの大一番。本作の前にまず上記四作品をチェックしておかないとならないハードルの高さは結構きついか。特に、話の根幹にかかわる『ウィンター・ソルジャー』は最低でも見ておきたいところ。

 前作・アベンジャーズと違い、本作後にも多数の続編連鎖があることを聞いていて、それ故本作はここで終わるというよりも『その次』を意識した展開が多く、その点が大変鼻につきました。他の作品群を観ること前提にし、そのヒーローたちが集合するお祭り作品なのだから、次はどうあれ、この話だけで完結していてほしかった。

 それを加味しても、今回敵役となる人工生命ウルトロンが、前作のロキさんほどの魅力が無いのがただただつらい。人工生命だからむしろそうあるべきなのかもですが、味方サイドが一癖も二癖もある集団なのに、敵側がウルトロンとそのロボット兵というのは地味で地味で。
 クライマックスの物量戦にしても、世界を飛び回る大スケール戦のはずなのに、前作のように周りの被害も気にせずドンパチやり合うのではなく、基本的に掃討戦及び避難誘導に回っていて華がないというか。ヒーローのやることとしては間違ってないんですけども……。

 とはいえ、マーク44・ハルクバスターの日本人ウケするケレン味たっぷりな演出は大好物でしたし、前作でいまいち影の薄かったホークアイ/バートンさんの『生身の人間』だからこそ出来る『若者たちへの鼓舞』は説得力があって素晴らしかったですし、『ウィンター・ソルジャー』を経て洗練されたキャプテン・アメリカのアクション性見事のひとこと。
そういう意図があったかどうかは分かりませんが、「こいつらに世界を任せて大丈夫?」という作中世界の一般人の気持ちは理解出来ましたし、本作を踏まえた上で来年GWに公開されるキャップの次回作は面白くなるだろうなあという期待は持てました。
 つくづく、本作単体の盛り上がりの薄さが悔やまれる。単品作としては面白かったのでしょうけど、これまでの四作品のまとめとしては、ちょっと……。

総合点:★★★★☆☆☆☆☆☆



◎バードマン または(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

※※※



 上記二作品とは大分趣が異なりますが、これも一応ヒーローなので。
 第87回アカデミー賞他部門受賞作品なので、さてどんな感じかなーって物見遊山気分で劇場に向かったのですが、これがまた肌に合わず……。

 かつて人気スーパーヒーロー・バードマンを演じた俳優リーガン(※演じた俳優はマイケル・キートン。ダークナイト・トリロジーより前のバットマンで人気を博す)は、今や落ち目で家族にすら呆れられる始末。俳優ではなくアーティストへの転向を目指し、かつて自分が俳優を志したきっかけとなった短編小説を舞台向けに脚色し、自ら主演をすることに。
 多額の費用をかけ、有名どころの俳優を押さえ、本番前のプレビュー公演まで後僅か。改めて自分の抱える問題と向き合うこととなったリーガンは、自分自身を嘲るバードマンの声に悩まされることに――。



 あらすじにもある『旬の過ぎた元ヒーロー俳優が舞台に活路を見出す』というのは、米国だけでなく日本でも良くある話で、そういうものに詳しいひとなら『あるある!』と突っ込みながら観ることが出来るのでしょう。実際、ヒーローとしての過去に振り回されるリーガンの姿や、今をときめくヒーロー俳優たちをネタにする様には笑いましたけども。
 ですが、そもそも主演であるマイケル・キートンの人となりを知らない、そうした俳優業界のあれそれに興味が無いひとには、観ていて共感しづらい部分が多いのも事実。監督肝入りの演出である『最初から最後までワンカットで撮ったように見える』ものには驚かされましたし、リーガンやその周りの感情の揺れ動きには光るものがありましたが、二時間強を見せるにちょっときつい。そもそも、あらすじ内で語られた要素が開始暫くの間明かされないので何も知らないで観るとなかなか事態を把握しづらいというか。

 予想外の事態に当惑し、俳優たちの動きを制御し切れず、プレビューを観た批評家からの評価は散々。自分を罵るバードマンの幻想は強くなる一方。本公演が始まる中、リーガンは起死回生の一発を叩き出し――。
 このオチもまた複雑で、大団円と言って良いものか。この『如何様にも解釈できる』ラストもあっちの観客に受けたのかしら。

 アカデミー賞は興収は元より、映画を毎年何百本と観ている選定役員のお眼鏡にかなうことが必要です。こうした俳優の裏事情を知っている人からすると楽しい映画なんでしょうけど、そうしたものと縁の無い、特に日本の観客には受け入れられ難いんじゃないかな……。


総合点:★★★★☆☆☆☆☆☆



◎劇場版ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ十勇士

※※※



 快作・ウルトラマンサーガから三年。コンスタントに劇場用長編を作る事さえ苦しい中、二年前『ウルトラマン列伝』番組枠で満を持して登場したテレビ向けのウルトラマン・ギンガ。ボディに発光パーツを付けた意欲的なデザインとは裏腹に、肝心の中身はセット特撮は必要最小限度に敵の多くが過去作の改造流用。『これで円谷も息を吹き返すか』と思っていつつもなんだかパッとしない雰囲気にもやもやしていたところで一年前に始まった続編、『ギンガS』。
 メイン監督に『MOVIE大戦MEGAMAX』でお馴染み、ヒロインの局所撮りに定評のある坂本浩一監督を迎え、ライバルキャラ・ビクトリーを配し、ハイテンションアクション特撮と相成った本作が、ようやっと劇場長編映画化。
 しかも、筆者くらいの歳の人が慣れ親しんだティガ・ダイナ・ガイアの『平成三部作』組に加え、いまいち客演に恵まれなかったネクサス・マックス・メビウスの後期平成作品組、今や出ずっぱりのゼロ、コスモスを一気に出演させてしまうのだから、こんなに豪勢な話はない。特報で全容を知ってから、公開日を指折り数えておりましたとも。

 兎にも角にも、映像化の機会に恵まれなかった戦士たちの復活、平成作品の特徴でもあった『タイプチェンジ』がきっちり再現されているのが当時のファンとしてはたまらない。かつて『サーガ』に於いて、『当時を知らないファンにはタイプチェンジは分からない』とカットされ、違和感のある絵面になっていたのでその辺の雪辱も果たせたというか。古いものは十年近く日の目を見なかったというのに、今なお劇場映像用に使い回せる円谷の物持ちの良さには驚かされるばかりです。
 特に、長編映画では『サーガ』に引き続き顔出し出演となる春野ムサシ君の老けなささは異常。これでアクションまでこなすってんだからなあ……。


 ただ、予算の関係か本当に幼年層を意識したのかどうかは分かりませんが、この情報量で本編がきっちり一時間と言うのはやはり物足りない。というか、子どもたちが観るとなると、尺を詰めたせいで生じた忙しさが足枷になってる感すらあるような。
 あ、ウルトラマンらが光線の名前を叫ぶのは今の客層考えたらアリだと思います。まあ、なんか格好付かないけれども。

 坂本アクション監督は相変わらず良い仕事してるというか、俳優やスタントに無茶さすなー、って箇所が多く、それ自体は見応えあるものに仕上がっていたなと。ただ、基本的には『いつもの』坂本監督のアクションなので、東映特撮で彼の仕事を拝見しているファンからすると少し物足りない、かも。
 逆に、この前年度『キョウリュウジャー』で予習した筈の巨大戦・セット特撮での足運びは、経験値の少なさというか、『等身大でやっていることをそのまま持って来ている』感があってもやもやが。対比となるセットを複数用意できないこともあってか、見上げアングルが多いこと多いこと。逆に、終盤ウルトラ総出演時のビルのウルトラ戦士との対比はパース狂ってるんじゃないかって思ったくらい小さくて、その辺は等身大アクションの監督だなあって思ってしまいました。
 しかし、下手すりゃ仮面ライダーより下の客層相手にする可能性すらあるウルトラでなお冴え渡る、坂本《エロ》監督の女性陣見上げアングルに、極端に脚に拘った絵面の数々。「女性陣もウルトラ戦士も平等に見上げだから」ってコメントがどこだかかで出てて思わず笑ってしまったくらい。この欲望に忠実な辺りが個人的にはクスッと来るのですが、嫌な人はとことん嫌だろーなーと。

 ある種、本作は安く・早く・激しいアクションを描ける坂本浩一監督だから出来た一本なのだとは思います。思うのですが、やっぱり六十分は短い。詰め込み過ぎて情報過多もいいとこだなと。

 まあ、その辺は来年公開となるこの映画に未来を託すことにして……。


総合点:★★★★★★☆☆☆☆



◎アメリカン・スナイパー

※※※



 多種多様の『ヒーロー』が並ぶ中、これがオチに来ると、なんとなく悪意めいたものを感じる気がしないでもなく。
 イラク戦争にて活躍し、味方から鬼神と崇められ、敵からは悪魔と忌み嫌われた実在した伝説のスナイパーのお話。

 幼い頃から『羊を護る狼たれ』と厳格な教育を受けてきたクリス・カイルは、01年の同時多発テロをきっかけに、愛国心から米軍に志願。狙撃手としての才能を開花したカイルは、類まれなる才能を以って次々と敵を屠り、頭角を現してゆく……。

 
彼の強みは何と言っても、超長距離射撃と、それでも尚的を外さない精密性。どんな相手も撃ち抜くその凄さは、迫り来る脅威を未然に防くこともあれば、信じられない程遠方の敵狙撃手をカウンタースナイプで始末するも、結局敵に場所を知られて窮地に陥ったりと様々。

 とはいえ、本作の魅力は射撃戦に非ず。任期を終えて帰るたび、信じて待つ家族との仲がぎくしゃく、努めて普通にせんとしているのに、従軍経験と散りゆく仲間たちの叫びが彼を逃さない。結局四度も出兵し、160というとんでもないスコアを叩き出す彼がその後どうなるのか、是非とも本編を見て頂きたいところ。

 直接関係はないのですが、同じイラク戦争という話題を取り扱ったのもあり、数年前にアカデミー賞を受賞した『ハート・ロッカー』と重なりつつも、幾つかの部分で決定的に異なるのも面白かったです。
 あの戦争を起承転結の四コマに分割して、一コマ目が同じスタートラインだとすると、ハート・ロッカーが承転の二・三コマで、本作が転結三・四を担ってるような、そんな感じ。ある種俯瞰した立場で、現場で働く兵士たちを通し『戦争』を描くハート・ロッカーと、『兵士』一個人にスポットを当て、戦争というフィールドを通しておかしくなってゆく様を描いたのがアメリカン・スナイパー、なーんて書くと伝わるでしょうか。

 そして、それ故に、本来そうでなかったラストシーンがせつない。『アメリカン・スナイパー』なんて名前を背負ったレジェンドが、果たして如何なる戦後を迎えるのか、その辺の詳細は本編と、元となったカイル氏の自伝に譲ることにします。


総合点:★★★★★★☆☆☆☆
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