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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成26年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十六年二月号

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 奇跡的にヒーロー活劇映画が重なったので、今月はヒーロー映画特大号。
 マイティ・ソー ダークワールドは……詳しい方に任せます。


 今月レビューを書くのはこちらの三作品。



劇場版Tiger&Bunny TheRising

テコンドー魂 ~Rebirth~

キック・アス ジャスティス・フォーエバー



◎今月鑑賞作
・「マイティ・ソー ダークワールド
・「オンリー・ゴッド
・「劇場版Tiger&Bunny TheRising」
・「RUSH/プライドと友情
・「テコンドー魂」
・「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」


 先週に比べると控えめ。諸事情で映画どころか、日常生活で使うお金にも困っていましたので……。



◎劇場版Tiger&Bunny TheRising

〜あらすじ〜

 テレビシリーズ最終回、能力減退により一線を退き、軽犯罪専門の二部リーグでヒーローを続けることに決めた鏑木・T・虎鉄/ワイルドタイガー声:平田広明)。そして彼の相棒で、復讐を果たしたことで一度はヒーローを引退するも、虎鉄と共に二部リーグに舞い戻ったバーナビー・ブルックスJr声:森田成一)。口喧嘩を繰り返しつつも街の平和のため戦う二人だったが、今尚健常で若さのあるバーナビーと、能力減退によりヒーローを続けることすら厳しくなり始めた虎鉄との間には、知らず知らずのうちに微妙な軋轢が産まれていた。

 その最中、タイガーとバーナビーの所属先であり、嘗ての「マーべリック事件」によってすっかり落ち目となっていたアポロンメディア社に、新オーナーとして才気溢れる実業家・マーク・シュナイダーが就任。彼の鶴の一声により、二人は思わぬ形で再び一部リーグに復帰することに。

 数多くの記者を招いた席でのコンビ復活会見。期待に胸を膨らませ、自信満々に席に赴くバーナビーであったが、そこに現れたのは金色の煌びやかなスーツを纏ったニューヒーロー、ライアン・ゴールドスミス/ゴールデンライアン声:中村悠一)。彼らはなし崩し的に「ライアン&バーナビー」と新コンビを結成することになってしまう。虎鉄を採用するという話はバーナビーを気持ちよく復帰させるための方便だったのだ。

 一方、シュテルンビルドに奇怪な事件が続発。「伝説の女神がシュテルンビルドに下した天罰」を思わせるその手口に隠されたものとは? その影で蠢く謎の三人組の目的は? そして、ヒーローという心の支えを無くした虎鉄は、一体どうなってしまうのか?


※※※

 前作「TheBeginning」も参照のこと。


 2013年秋公開から延期し、翌年2月上旬に持ち越しとなった完全新作。
 正直なところ、以前の再編集版が予想よりも上を行ってくれなかった&既に興味がまどマギ叛逆に移っていたこともあり、「まぁ、払ったお金分は楽しませてくれるのだろう」くらいに思って劇場に足を運んだんですね。

 そしたらもう。中盤からのヒーロー一人一人の葛藤と魅せ場に涙、涙。いやはや泣いた。思いっきり泣かせていただきました。払ったお金分なんてもんじゃなく、大・大・大満足で劇場を後にさせていただきましたわ。

 能力減退というハンデを背負いながらも、活躍もテレビでの扱いも小規模な『二部ヒーロー』として街のため、市民のため日夜戦うワイルドタイガー/鏑木・T・虎鉄。そして、そんな彼の心情を理解しつつも心の何処かにとっかかりを残す相棒のバーナビー・ブルックスJr.。些細なすれ違いが周囲の変化に依って段々と大きくなり、遂にはばらばらになってしまう。テレビシリーズ後期でも見られたすれ違いですが、今回はニューヒーロー・ゴールデンライアンの登場もあって重いのなんの。若い相棒を思って身を引く虎鉄の姿が全国の中年サラリーマンの悲哀とダブって、そうしたお歳の人は(ある意味)涙無くしては観られないかも知れません。

 また、虎鉄とバーナビーの物語ということで、テレビシリーズではそこまで深く語られなかった他のヒーローたちの抱える苦悩や葛藤シーンも良い感じ。
 タイガーが辞めたことで人気の低迷が続き、キャラクタの模索を続ける牛角さんことロックバイソン、能力の特性上、騙し討ちでしか勝ち星を挙げることが出来ない折神サイクロン……。そして『オカマ』というキャラクタ故に、思わぬ事態で大きく揺れることになるファイヤーエンブレム。脇に控える彼らヒーローたちの悩みや葛藤、そしてそれらを乗り越えた上で描かれる『アベンジャーズ』並みの共闘。歳を取って涙腺が緩くなったからか、そこまでの積み重ねが綺麗だからか、ちょくちょく劇場で泣いちゃって鑑賞終了後も涙の痕が消えませんでした。正直『Beginning』のこじんまりとした内容と、あれから三年近く経っちゃっているのもあってあまり期待していなかったのですが、まさかここまでのものを造ってくるとは。

 ただ、本作の黒幕が『あれ』なら、テレビシリーズラストシーンで煽ってた『アレ』は結局消化されないまま終わるのかなあと。本作特報でシュテルンビルドの大規模な破壊がある、と聞いて真っ先に『あの組織』の暗躍を期待したのですが、そちらの活躍は全く無し。
 まあ、無くても問題ない作劇でしたし、それでも十二分に楽しめたんですけどね。
 原作付き・テレビシリーズ視聴必須という条件付きではあるものの、現段階では今年度のベスト映画かも。



総合点:★★★★★★★★★☆




◎テコンドー魂 ~Rebirth~

〜あらすじ〜

 元テコンドー全日本チャンピオンを父に持つ大学生・一色利通(演:井上正大)は全日本選手権出場決定を決めた夜、父親から道場を継ぐようにと言われ、苦悩する。
 彼の心に残るしこり。それは数年前に家を出てヤクザの下っ端に身をやつした兄の新平(演:馬場良馬)の存在だ。自分ではなく、兄が道場を継ぐべきだったのに。母を亡くし妹と自分と三人兄弟になったあの日、そう約束したではないか――。

 大会を目前に控えたある日、利通は大学の後輩たちを連れ、父もかつて使っていたという山間の合宿所へと向かうが、その最中落石事故に巻き込まれ、四人は遥か下方へと落ちてしまう。
 見知らぬ森の中で目覚めた四人は、あれだけの事故でかすり傷一つない己の体を訝しみ、助けを求めて先を急ぐ。出口さえ見えない天然の迷宮の中、突如彼ら四人の前に謎の集団が襲いかかる!

※※※



仮面ライダーディケイド」で主役・門矢士を演じた井上正大氏主演、更にはかつて東映特撮でヒーローを演じたイケメンたちが数多く出演した本格テコンドーアクション映画。
 変身無し、基本的に素面アクションですが、イケメン俳優たちの細く逞しい筋肉から繰り出される技は美しく、(予算と制作日数規模に見合った)特殊効果も盛り込まれてなかなかに楽しめます。

 いやはや、井上さんに関しては「ディケイド」の頃しか知らないので、まさかあそこまで動けるとは思わなんだ。「MOVIE大戦MEGAMAX」や「アルティメイタム」の坂本浩一監督作品ばりの殴打や蹴り技の応酬は、それだけでもお金を払って觀に来ただけのものはあります。脇を固める「天装戦隊ゴセイジャー」でゴセイブラック/アグリを演じた浜田氏、「特命戦隊ゴーバスターズ」でブルーバスター/岩崎リュウジを演じた馬場氏両名もなかなかの動けっぷり。特に浜田氏は同番組でそうしたアクションを見られなかったのもあって初見で「えっ!?」と思いましたとも。

 そしてなにより、特撮オタク的にも見どころ・突っ込みどころ満載だったのが素晴らしい。(女性客へのアピールか)別にそこまでしなくてもいいよってほど何度も上着を脱いで肉体美を見せ付ける井上氏、「ディケイド」で光英次郎/死神博士を演じた石橋蓮司氏との奇妙な共演シーン、「鎧武」のヘルヘイムの森を思わせる天国と地獄の中継地点、敵をテコンドーで倒すと昇天させられるという謎システム、そしてその先に待つラスト――。ヘン映画フリークの方はその辺のおかしさでついつい笑みが溢れて来るんじゃないかなと。

 とは言え、おかしさで許容できない部分もちらほら。先の「テコンドーで相手を倒すと昇天させられる」という設定も、「無害のままじっと待ってる人は何なのか」とか、「そもそも主人公陣営だけ敵を倒すと転生出来るのか」とかそういう部分は基本的におざなり。主役である井上氏以外の消滅・転生シーンは適当に処理されていて感動も喪失感もあったもんじゃない。結局士先輩のライバルらしき人は「あのため」に出てきたんか。幾ら端役だからってあの扱いはかわいそうだろ!


 とまあ、ツッコミどころや難点を挙げればキリのない映画ですが、そうした作品スキーの人には堪らないユルさがあります。全国で三館しかやってないのがネックですが、気になった方は是非劇場へ。

総合点:★★★★☆☆☆☆☆☆


そういうネタ映画として:★★★★★★★★☆☆






キック・アス ジャスティス・フォーエバー

〜あらすじ〜

 前作での死闘を経て、スーツを着たオタクではなく、本物のヒーローを目指すことにしたキック・アス/デイブ演:アーロン・テイラー=ジョンソン)は、その戦いで共闘した美少女最強ヒーロー・ヒットガール/ミンディ演:クロエ・グレース・モレッツ)に教えを乞うことに。彼女の常識外れな特訓によって、少しずつではあるがヒーローとして戦えるようになって行く。そんな彼の活躍を聞きつけ、多数のヒーロー(とは名ばかりの覆面を被った武装市民)たちが集結。行動力・組織力に優れた正義の男・ストライプス大佐演:ジム・キャリー)の発破の元、彼らは自警ヒーロー組織『ジャスティス・フォーエバー』を旗揚げる。

 だがミンディは父のかつての親友にして養父である警察官のマーティーに「ヒーローを辞めろ」と諭され、これを了承。特訓途中のデイブと距離を置き、未知の世界であった「普通の女の子」として生きることになる。

 一方、かつての戦いで犯罪組織のボスである父を亡くし、キック・アスへの復讐を誓う少年・クリス・ダミコ(演:クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、ヴィラン《悪役》『マザーファッカー』を名乗り、父の遺した潤沢な資金と裏社会とのパイプを活用し、凶悪な悪人軍団を結成。ジャスティス・フォーエバー殲滅に乗り出した。

 正義と悪。互いに子ども染みた夢から生まれた対決の行方は? ヒーローを捨て、あくまで普通の女の子として生きようとするミンディは一体どうなってしまうのか――?

※※※



 子どもの頃誰しもが夢想するであろう『ヒーローになりたい!』という願望。スーパーパワーも財力も、戦い方すら覚束無い若者が、「ヒーローになりたい」という熱い気持ちだけで社会の悪と戦い、曲がりなりにもヒーローらしいことをやって退けた痛快娯楽映画キック・アス。
 ヒーローオタク青年の夢と希望を、残虐な暴力描写とヒーロー作品のお約束を絡ませて楽しめる一本に仕立て上げた本作は、「モラルに欠ける」と批判されつつも大絶賛。日本でも僅か数館の細細とした上映形態にありながら、多くの人々を惹き付け、予想外のヒットを飛ばしたことは記憶に新しいかと思います。

 あれから三年強。そんなキック・アスにも続編が公開される運びとなりました。正直なところ、一作目のあのラストで十分お腹いっぱいな所があったので、別に続編は要らないかなあと思っていたのですが、終わってみればかの「ダークナイト」とは違った意味で「後に続くヒーロー映画に一石を投じる」不思議な味わいの作品に仕上がっていました。取り敢えず、この一本でキック・アスをフォロワーとした映画の多くにトドメを刺したんじゃなかろうか。

 一人のオタク青年が自作のスーツを纏って戦い始めてから数年。キック・アスの活躍は州内全土に知れ渡り、彼に追いつけ追い越せと自作衣装の自警団が現れ、アベンジャーズめいたヒーロー連合を結成してゆくのが前半の見せ場。前作の戦いで酷い目を見、ヒーローから退いていたデイブだったものの、周囲の後押しと、何より相棒だったヒットガール/ミンディがヒーローから足を洗い、真っ当な一人の少女になろうとする姿を見て、再びマスクを被ることを決意。
 一方で、憧れだったキック・アスに父を殺され怒り心頭のレッドミスト/クリス・ダミコは唯一の肉親を殺した上でヴィラン・マザーファッカーを名乗り、父の残したマフィア遺産をフル活用して札付きの悪人たちを呼び集め、復讐の為に動き出すことに。

 ただのオタクが自己満足から始めた自警行為は、社会から弾かれた人々や似たような正義感を持つ人々に賞賛され、多数のフォロワーを生み出し、街は七面倒臭い設定を背負ったヒーローを名乗る覆面自警団員で溢れ返ることに。
 彼らはいつしか徒党を組み、アベンジャーズめいたヒーローチームを結成。ヒーロー作品のお約束を忠実に再現し、パトロールと称してコスプレお散歩を行う様は馬鹿馬鹿しくて変な笑いが溢れます。お前ら歳いくつだよ!
 一方で、クリスのヴィランだけどヴィランになり切れない、その上辺だけを真似た間抜け振りもなかなか笑える。日本で言う中二病に取り憑かれ、ガキ染みた言葉と拳銃を振りかざして泣き喚く様には同情すらしてしまうほど。

 一作目で度々描かれているように、此の世界にはヒーローは居ない。在るのはヒーロー気取りのオタクか、「正義」と称した私刑を行う狂人たち。映画や漫画に登場するヒーローたちは彼らにとっての絵空事、夢物語なんですよね。

 キック・アスことデイブはその中間に位置していて、ミンディことヒットガールはそうした夢物語を「現実」だと信じて生きてきた、彼らとは別の位置に立っキャラクター。デイブがヒーローという「夢」に向かって再び歩き出すとすれば、ミンディはヒーローという「現実」から「夢」の世界に進む。その上ヴィラン《悪役》であるマザーファッカーも復讐という目的の為に「夢」の世界にのめり込んで行くという対比。それぞれ「夢」の為に進んでゆくのに、三者三様に違う形を見せ、それぞれが壁にぶち当たってゆく。
 中でも、それまで歩んできたヒーローという「現実」から抜け出そうと藻搔くミンディが、最終的にそちらの道に戻って来てしまうところに彼女の父・ビッグダディの罪深さと存在の重さ、一定のカタルシスがあって複雑な気持ちになります。

 ヒーローの象徴でもある主人公のキック・アスと、ヴィランの代表格たるマザーファッカーの対比がなかなか興味深い。両者共に「大切な人物」を無くし、それまで自分たちが歩んでいた道が間違いだったと気付くのですが、キック・アスのそれがヒーローという「夢」からの脱却なのに対し、マザーファッカーのそれはより悪の道という「夢」に突き進むためのキッカケと、完全に真逆のものであるということ。境遇も、因縁さえも同じだというのに、環境と当人たちの性格が違うだけでこうも変わってくるのかと驚嘆する次第でありました。

 封切り直後、twitterで懇意にさせていただいているフォロワーさんが仰られていた言葉をそのままお借りする形になりますが、「楽しくはないが、面白くないと訳じゃない」と、本作はまさにそんな感じ。流石に笑い飛ばすには苦しいお下品なシーンや、カタルシスはあるけれど観ていて苦しいカットの応酬はあれど、それがそのまま本作を否定することには繫がらない、という極めて微妙なライン。
 筆者自身、ヒーローを夢想していた人間なので、本作の提示したテーマには頭をがーんと殴られたような衝撃を受けました。ある程度のグロシモネタが許容できる方、自分もヒーローとなって悪と戦いたい!と思った事がある方は一度劇場に足を運んでみると良いかも。
『ダークナイト』とは違うショックを受けること請け合いです。

総合点:★★★★★★★★☆☆
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