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「これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー」
映画レビュー 平成25年

これから観に行く上で全く役に立たない映画レビュー 平成二十五年十一月号

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 徐々に苦しくなる仕事の他、pixivでまどかマギカの二次創作執筆を始めた関係でこちらがおざなりになってしまいました。12月中に今月分の映画レビュー、及び『今年の個人的ベストテン』を掲載する……つもりです。

 12/31までに間に合わなかったらごめんなさい。


 今月レビューを書くのはこちらの三作品。



グランド・イリュージョン

そして父になる

ルパン三世VS名探偵コナン



 十一月公開の映画が一つもない……。



◎グランド・イリュージョン

〜あらすじ〜

 大がかりな仕掛けを用いたマジックを得意とするダニエル演:ジェシー・アイゼンバーグ)、ダニエルの元彼女で脱出マジックに長けるヘンリー演:アイラ・フィッシャー)、心身掌握を生業とするメンタリストのメリット演:ウディ・ハレルソン)、スライハンドマジックの使い手・ジャック演:デイブ・フランコ)の四人がタッグを組んだ奇術集団・『フォー・ホースメン』。強力なパドロンを得てラスベガスの大ホールを満員にした彼らは、『今宵、イリュージョンによってどこかの銀行を襲います』と宣言。ステージ上からフランス人男性客を無作為に選び出した彼らは、ステージ上に発生させた転送マシンで男性を自国の銀行へと転送させ、ベガスに居ながらパリの銀行から30万ユーロの大金を強奪する。

 FBI捜査官ディラン(演:マーク・ラファロ)はフォー・ホースメンの面々の身柄を拘束するも、確たる証拠は得られず釈放。彼らはこれに懲りることなく『ニューオーリンズで更なるイリュージョンを行う』と宣言。
 ディロンは相棒としてあてがわれたインターポールの女性捜査官アルマ(演;メラニー・ロラン)を伴い、捜査に乗り出すが――

※※※



 丁度映画の日であったため、手近な映画館で最近話題の「クロニクル」を観ようかと思っていたのですが、うちの近所じゃ一足違いで公開終了していた事実が発覚し、やむなく選んだのがこれでした。
 故に中身について全く期待していなかったのですが、個人的な印象としては予告やCMで宣伝されていた以上のときめきを感じることは出来なかった。良くも悪くも「マジック」+「クライムアクション」のお手本のような筋書きの映画でしたね。

 それぞれ得意分野の異なるマジシャン四人が謎の人物の元に結集し、何らかの思惑でマジックを用いた奇想天外な強盗を繰り返す、という筋書き。描かれるマジック自体は演者それぞれの手際の良さもあって安定して見られ、驚けるのですが、その後いざ種明かしをされると、些か強引かなーって気になるのはそうした映画故か。

 いやいや、これは無理だろってイリュージョンにキチンと成立の理由付けをさせる種明かしがあるのは良いのですが、そこで明かされる事実が若干後出し臭いかなあ。大舞台を活かした大掛かりなイリュージョンがいくつも登場する本作ですが、最後の最後でマジシャンたちを操り導く「黒幕」の存在が明かされた後は「それを成立させるために掛かったお金は誰が捻出したの!?」とか、「警察が見張ってる中でどーやってあれだけの施設と機材を用意したんだよ!」などなど細かい疑問が頭を離れなくなってしまう。
 そしてもう一つ問題なのは、劇中ほぼ全編に渡って狂言回しめいた活躍をする「とある人物」が最後に取ったあの行動。それまで「その人」に感情移入していたのに、最後の最後でそれを裏切ってしまうような行為があり、今までのあれは全部演技だったのか!?と突っ込みたくなること請け合い。かと言って感情移入先をマジシャンたちの方に移そうにも、彼らの内面描写は大分省かれており、イリュージョン時以外の出番が殆ど無いという有様。これは何なのか。この映画自体が「イリュージョン」であり、「その人」さえも観客へのミスリードをなのであろうか。
 あと、中盤に描かれたとあるマジシャンの話から概ね予想はつくのですが、CGをふんだんに使った目にも鮮やかなイリュージョンと裏腹に、本筋自体はこうした映画に「ありがち」な流れでがっかり。やっぱ、「大がかりなマジック」に「クライム・アクション」映画だと、『こういう』流れしかないのかなあ。

総合点:★★☆☆☆☆☆☆☆☆







◎そして父になる

〜あらすじ〜

 大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と子と暮らす野々宮良多(演:福山雅治)。ある日、産院から、六歳になる自身の子どもが『取り違えられた別の子』であることを告げられる。妻のみどり(演:尾野真千子)は気付けなかった自分を責め、良多は常日頃心の奥底で息子に抱いていた『不満』の理由を知る。
 戸惑いながらも、相手方の家族と交流を始める良多だったが、町の小さな電器店を営む斉木雄大(演:リリー・フランキー)と妻ゆかり(演:真木よう子)の粗野な態度が気に喰わない。

過去の取り違え事件では100%血の繋がりを選ぶ』、『早い方が傷が浅くて良い』との意見から遂に交換が行われたのだが、そこからが良多の葛藤の始まりでもあった――。

※※※



 カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞した邦画。そもそも邦画自体殆ど観ない人間なのですが、周りで絶賛の声が多く、一年に一回くらいはこういうのを観ておこうかな……という軽い気持ちで鑑賞。
 特撮以外の邦画は観ないか、観ても大して面白くないので感想を書かないことが多いのですが、これは久しぶりに個人的ヒット。日本もなかなかやる。


 最近ニュースで実際に話題になった『子どもの取り違え事件』がメインとなっており、双方夫婦の家庭環境や、子どもたちの心情、そして何より福山雅治演じる良多パパの『子どものことを考えているようで、実は自分の理想を子どもに押し付け、仕事にかまける』男が、『父になる』までの過程がきっちりと描かれているのが素晴らしい。
 そもそも、子どもの取り違え事件自体が、メインであってメインじゃないんですよね。それが延々と続く訳ではなく、中盤できちんと犯人が明らかになって、どうすべきかが具体的に記される。焦点になるのはそれを伝えられた人々の感情の揺れ動き。

 子どもや相手夫婦、愛する妻の心情変化もちょくちょく描かれているものの、主となるのは福山パパ。冒頭から仕事も出来て家族にも優しいエリートパパに見える福山だけど、子どもの取り違えが起こってからは、リリー・フランキーの家族の『貧しいけれど愛に満ち溢れた』部分に関心が行って、徐々に『良き父親』を演じていた福山のメッキが剥がれて行き、終盤になる頃には頑なで我の強い部分ばかりが悪目立ちし、皆から愛想を尽かされていて、父になるとはどういうことなのかを真剣に考え始めるという。
 その辺の変化が一番印象的だったのが、中盤で『子ども取り違えの犯人』と福山が対峙するシーン。彼の心情的には『こんな面倒な事態にしやがって』と殴りつけたいところなのだろうけど、身を挺して『犯人』を護る『連れ子の息子』を殴れないというカットに凄く説得力があるんですよね。あそこで子どもを無視して殴ってしまったら、もう親としても立ち行かなくなるぞ、ってのが台詞無しでも分かると言いますか。

 全てアドリブで台詞を喋った子どもたち含め、主要登場人物たちの演技が自然で、観ていて安心するのも好印象。特にリリー・フランキーの何処か子どもっぽくても、良き父親振りがなかなか。この辺はシナリオ運びも上手いのかしら。
 普段邦画って特撮以外はあまり観ないし、あまり褒めたくないのですが、これは本当に面白かった。

総合点:★★★★★★★☆☆☆





◎ルパン三世VS名探偵コナン TheMovie

〜あらすじ〜

 怪盗キッドの手により、米花町のとある博物館からダイヤが盗み出された。キッド事件担当の中森警部は、万全のキッド対策を施し、隅田川での確保を試みるが、キッドならば『絶対に使わない』“拳銃”を発砲したことで、計画はあえなく失敗してしまう。
 江戸川コナン(声:高山みなみ)はターボエンジン付きスケードボードでキッドの駆る車を追うが、寸での所で『刀を持った』護衛に阻まれてしまう。『怪盗キッド』だと思って警察が追っていたのは、キッドに変装したルパン三世(声:栗田貫一)だったのだ。

 手にしたダイヤをさも興味無さげに釣り人のバケツに放り込んだルパンは、『米花町の銀行金庫で厳重に保管されている』“チェリーサファイア”なる宝石を盗み出すとの予告状を警察に送りつける。
 ルパン専任捜査官の銭型警部(声:山寺宏一)と警視庁とのタッグも虚しく宝石は強奪されてしまう。

 だがこれは、ルパン・コナン陣営・その裏に潜む第三勢力を巻き込んだ争奪戦の幕開けに過ぎなかった――。


※※※




 三年前金曜ロードショーで放送されたコラボ企画の映画化。同作を製作したスタッフたちが再集結し、両者のクセのある作画を違和感無くまとめ上げています。

 正直な話、三年前のテレビスペシャルの出来が「コラボレーション」としては微妙で、今作も「どうせ最初は相対するけど、途中から第三勢力が出現し、そいつらを確保する為に共闘するんだろ」というくらいの認識しかなかったのですが、意外や意外。双方のお約束や小ネタをちょくちょく拾って来た中々の映画に仕上がっていました。

 冒頭の両作主役が読み上げるオープニングナレーションから始まり(ルパン側はファーストシリーズの山田康雄ナレーションをコナン風にアレンジしていて驚き!)、「ルパン」側のビックリドッキリアイテムの応酬に、コナンにすら容赦の無いドンパチアクション、灰原を巻き込んだ不二子ちゃんのお色気シーンに、「コナン」側の推理アクションに出し惜しみの無い探偵道具、阿笠博士のダジャレクイズ(それに対する制作サイドの当て付けとも取れる台詞も)……など、など。両方を昔から追っていると、畳み掛けるように放たれる小ネタに爆笑必至。
 劇中の活躍についても、どちらかの陣営に偏ること無く(登場人員は圧倒的にコナンサイドのキャラクターだらけですが)、主要キャラの殆どに魅せ場が用意されている贅沢さ。東映制作の仮面ライダーMOVIE大戦シリーズに通じるコラボぶりを十二分に見せ付けてくれます。そりゃあ興収初登場一位になるのも頷ける。

 ただ、同じスタッフが制作したとは言え、公開前に再放送を行ったとはいえ、テレビスペシャル「ルパン対コナン」を観ないと『幾つかの点に納得が行かない』作劇は正直どうよ。
 台詞の中にちょろちょろ挟まっているくらいなら問題ないのですが、本作は「ルパン陣営の盗みの理由」がそこに関わってくるので、さすがにちょっとやり過ぎかなあと。折角の記念映画なのでテレビスペシャルと映画とは明確に線引きしてほしかったかなー。

 それと、このへんは個人の趣味嗜好になってしまうので何とも言えませんが、映画館の音響のせいか、クリカンのルパン声がそれっぽく聴こえないんですね。かつての演技スタイルを踏襲しているようですが、ルパンのイメージとの剥離が如何ともしがたいと言いますか。やはりモノマネでは長編映画だと再現し切れないと言うか……。

 ちょくちょくツッコミどころはありますが、コナン視聴者の鑑賞を考慮した全年齢の映画としては良く出来ていたと思います。大分表現はソフトですが、両作の「らしさ」はかなり出ていますので、ファンならば一見の価値ありかと。


総合点:★★★★★★☆☆☆☆
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