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 ←Journey through the Decade Re-mix 第四話 「バトル裁判・龍騎ワールド」 第一審 →Journey through the Decade Re-mix 第四話 「バトル裁判・龍騎ワールド」 第三審
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「Journey through the Decade Re-mix」
Journey through the Decade Re-mix(1)

Journey through the Decade Re-mix 第四話 「バトル裁判・龍騎ワールド」 第二審

 ←Journey through the Decade Re-mix 第四話 「バトル裁判・龍騎ワールド」 第一審 →Journey through the Decade Re-mix 第四話 「バトル裁判・龍騎ワールド」 第三審
<仮面ライダー裁判・概要>

・有罪無罪を決める確たる証拠が無く、容疑者の罪が不明瞭な場合のみ、通常の裁判に変わって執り行われる。

・戦いに参加する十二人の仮面ライダーは、立件した検事弁護士事件の関係者、その他何の関わり合いも無い一般人の中から無作為に選別される。

・参加者には開始前日までに、ライダーへ変身するための”カードデッキ”とライダー裁判の説明用紙が送付され、開始日から『三日間』の間、『裁判』に参加する義務を負う。

・個々のライダーが持つ”能力”を、裁判以外で行使した場合、その程度の大きさに関わらず決定権を剥奪《はくだつ》され、以後、ライダー裁判への参加資格を永久に失う。


・フィールドは裁判所近隣の市内全土。場合によってはさらに広範囲に及ぶことも。
 なお、参加者が裁判所から離れた場所に住んでいた場合は、政府から助成金が給付され、指定の場所に向かうよう指示される。

 ――こちら、ギャレンだ。ディケイドはまだ発見できない。
 ――だが、気をつけなさい。奴は、悪魔だ。
 ――ふん、悪魔だなんだとビビるほどでもないだろう? 首筋を斬れば血も出るし頭を撃ち抜けば死ぬ、ただの人間さ。


 光夏海は夢を見た。
 薄暗い曇天の空の中、空を縦横無尽に舞う赤き体に緑の複眼、地上から殺意を持って誰かを捜索する青き法衣。そして、かつてディケイドを襲ったX印を顔に貼り付けた黄色の異形。
 彼らは皆連絡を取り合い、「何か」を探し彷徨っていた。

 ――FINAL ATTACK RIDE 「De-De-De-DECADE」
 ――うわ、ああああああああああああっ!
 事態は唐突に急変した。
 空を飛ぶ赤色のライダーの背後に数百数千ものカードが迫り、そこを潜り抜けて放たれた光線により、金色に縁取られた翼を残し、抵抗の暇も無く消し飛ばされたのだ。

 ――どうした? 返事をしなさいギャレン! ……彼もやられたのか!?
 ――し、死んだ奴のことなんか気にしてる場合かよ。次は俺たちなんだ、構えろ!
 これには地上の二人も困惑の念を隠せない。背中合わせに銃を構えて敵の襲撃に備えるが、
 ――ATTACK RIDE 「INVISIBLE」
 ――ATTACK RIDE 「CLOCK UP」

 ――消え、た? ……うぐ!ああっ!!
 ――『カイザ』!! くそ……ッ、やつは! 奴は一体どこに!
 それも徒労に終わることになる。姿を消し、動きどころか目にも捉え切れない程の速さで動く「それ」は、黄色のライダーをお手玉でもするかのようにし、惨い打撃音と共に空中で殴り続けていた。
 彼が血で紅く染まった鉄屑と化し、斜め十字の仮面を残して消え去るのに、然して時間はかからなかった。


「一体どこで……何が起こっているの?」
 夏海は空を見つめ、天に答えを仰いでみるが、誰も答えを提示しようとも、されることもない。
 ――FINAL ATTACK RIDE 「De-De-De-DECADE」
 ――俺が……、俺が死ぬなんて……、嘘だ……あぁッ、嘘だッ!
 一人残った青色法衣も、”飛び蹴り”に成す術無く倒され、携帯電話にも似た銃を残して事切れた。


「何……なんなのよこれ……」
 ――これは過去であり、同時に未来の姿でもある。世界の破壊者、ディケイドのな。
「え……っ?」
 困惑する夏海の肩に触れ、声をかける者が居る。満員電車で痴漢にあったかのように興奮する夏海に対し、男は彼女の眼前に回り込み、両肩を掴んで「落ち着きたまえ」と言い聞かせる。

「オーロラの壁を張っておいた。ライダーたちが襲ってくる心配は無いし、怯える必要もない」
「え……?」夏海は、改めてこの男の姿を見込む。
 薄茶色のフェルト帽に、同色のコートを身に纏い、黒縁の眼鏡をかけた壮年の男性。見るからに胡散臭い男だ。
「あ、あの……あなたは、一体」
「名前がないと不便だろうから、私のことは”鳴滝”とでも呼びたまえ。それ以外のことは話せないし、元より話す気もない」
「……?」何もかもがさっぱり分からない。男は問うなと言ったが、はいそうですかも引き下がる訳にも行かない。
「今のは一体何なんです。仮面ライダーが三人も死んだんですよ? 話せないで済むことじゃないでしょう!」
 男は苦々しい表情を作って答える。「……ここは”過去”。既に起こったことだ。そしてあれがヤツの本来の姿。全てのライダーを”破壊”し、全ての世界を一つに繋ぐ存在……ディケイドのな」
「そんな……馬鹿な! ディケイドがやったってことは……」
 その変身者、門矢士の正体は――。いやそんな筈はない。彼はディケイドとしてクウガの世界、キバの世界の崩壊を阻止したではないか。
 そもそも、破壊者とはどういうことか。どうして自分はここにいるのか。何より、眼前の男は何故そんなことを知っている?
 疑問が疑問を呼び、頭の中に止めどなく溢れる。
 だが鳴滝と名乗るこの男は、そんな夏海の疑問など無視し、彼女の手を握むとこう言った。

「”助けに来た”よ、光夏海。君はここにいるべき人間じゃない。私と一緒に来るんだ」
 夏海の手を引き、この場所から遠ざけようとするが、当人は鳴滝の手を振りほどき、首を激しく横に振った。
「申し訳ありませんが……、お断りします」
「何故だ。奴と一緒に居ては、君もただでは済まないのだぞ」
「そんなの……、あなたが言ってるだけじゃないですか!」語気を強め、更に続ける。「過去がどうあれ、士君は士君です。わたしは彼を……信じます!」

「”門矢《かどや》士《つかさ》”を……信じる、ね。お笑いだ。全く持って話にならん」
「どうして笑うんです。いや、なんで士君の名前を……」
 鳴滝はそれには答えず、呆れた顔で言う。「奴に期待しても無駄だ。あれは破壊者になるべくして産まれた。何と交わろうとも、己の生き方を変えることなど出来ぬ」
「だから……、そんなの、分かりませんよ!」
「分かるとも。何せ、私は奴の……」
「士君の……何なんです」

「……」口をつぐみ、鳴滝は闇の中へと消えて行く。
「えっ……!? ちょっと、待って……」

 ――そうだな、「待とう」。
 鳴滝の声がどこからともなく、夏海の耳に響く。発信源を探して周囲を見回すが、ライダーたちの死骸を除いて、そこには何も無かった。
「声」は尚も続く。
 ――このまま連れて行っても、君は必ず逃げ出すだろう。それでは何の意味もないのだ。
 ――君に”猶予”を与えよう。私の忠告が聞けないと言うのなら、君も地獄を味わうが良い。私はいつでも、君を待っているぞ。

「ちょっと、待って……」
 声が遠くなり、気配が消えた。夏海は待ってと虚空に叫ぶが、視界全てを覆う強烈な光が、彼女のそれを遮った。
 光夏海の意識は、ここで一旦途絶えることとなる。


* 同日 15時55分 地方拘置所 第0010番・独居房 *

「うぅ……うん?」
 彼女が再び目を覚ましたのは、拘留されている独房の布団の中だった。格子の嵌まった窓際に洋式便器と洗面台が設置され、お粗末ながらも布団と机が備えられた一般的なものだ。
 夏海は囚人服姿の自分を見て自嘲気味に笑い、布団から起き上がり、先の出来事を顧みる。
「あれは、本当に夢だったんでしょうか。それとも……」

 ――違うよね? あなたは”破壊者”なんかじゃないよね?
 ――世界の崩壊を救う”通りすがりの仮面ライダー”なんだよね?
 ――わたしは信じています。ずっと、ずっと……。


* 同日 16時 10分 「ATASHIジャーナル」正門付近・洋品店前 *

 仮面ライダーゾルダの襲撃を逃れた士とシンジは、ミラーワールドを抜け、鏡に映らない場所に身を潜め、呼吸を整えていた。

「なんとか……、逃げ切れましたね」
「そうだな。にしても、こいつには驚かされる。粉々になってようが、何不自由なく戻れるとはよ」
 自分たちが潜り抜けてきた、掌に収まる程の鏡の破片を見つめて呟く。
 入退場に大きさは関係無く、ただ「鏡」さえあれば良い。こんな漫画のようなものが実在しているとは。とんでもない技術だな、と士は何度も頷いていた。
 シンジら更にもう一つ付け加える。「……それに、万が一鏡がなくなってしまっても、鏡の代替えになるものがあれば大丈夫。水溜まりだとか、光を反射したヒトの瞳の中からでも」
「それは……怖いな。俺のから出てくるのはやめろよ……っと」
 息を整え、士は一足先に立ち上がる。未だ疲れた顔をしているシンジを見下ろし、一つの疑問を投げかけた。
「そういや、まだ聞いてなかったな。なんでお前、夏ミカンが無罪だって言うんだよ。殺されたのはお前ンとこの編集長だろう? ウラミでも……あったのか?」
 士の何気ない一言に、シンジは眉を釣り上がらせ、激しい口調で言い返す。
「そんな、まさか! ガサツでトロくて騙されやすい僕を、全く気にせず雇ってくれた人にウラミなんて……冗談でも怒りますよ!」
「わかったわかった、お前がヒトを恨むような奴じゃないってのは分かった。なら質問を変えよう。夏ミカンの無罪の根拠は何だ」
「それは……その、”第一発見者”ですから。僕」
「答えになってねえ。詳しく説明しろ、嘘偽り無くな」

「え、えぇ……」シンジは顎に右親指と人差し指を乗せ、事件当日のことを思い返す。
「昨日のあの時間。僕は編集長に頼まれて、ケーキのお茶受け用のお茶を用意してたんです。茶葉の蒸れもカップの温まりも丁度良くなって、待合室に行こうとしたら……」
「夏ミカンが被害者を刺した場面に出会した、ってか」
「いえ、いえッ。見てないです見てないです。僕が見たのは『仰向けになって倒れている』編集長と、『フォークを手に震えている』夏海さんの姿でした。誰かが支えてあげなきゃ、今にも泣き崩れちゃいそうで……」
「で、お前はそれを見て、あいつをどうしたんだ?」
「抱き寄せました。ぎゅっ、と」

 ――はぁ!?
 あくまでも真面目な顔で答えるシンジに、声を上げて驚く。非常識にも程がある。士は彼の両肩を掴み、力強く上下に振った。

「そこまで見てて、やることがソレかよ? おかしいだろ! 目の前でお前の恩人が死んでるんだぞ!?それを殺した犯人なんだぞ!」
 士に強く肩を振られつつも、シンジは言葉を止めない。
「でも……、泣いちゃいそうだったんですよ! 目の前で人が死んじゃって……。周りに誰も人がいなくて、不安で孤独で圧し潰されそうだったんですよ! 不必要に女の子を泣かせちゃ駄目だって、学校で習わなかったんですか!」
「もういい! 訳が分からんぞ!」

 底抜けの”馬鹿”なのか、本当の”聖人君子”なのか。士はシンジの奇妙な行動と言動に深く頭を抱えた。士の腕から解放されたシンジは、自分の言葉に対してこう付け加えた。

「そりゃあ最初は取り乱しましたよ。でも……。夏海さんのあの『目』。人殺しをするような眼じゃありませんでした。僕、ライダー裁判担当のカメラマンだから、撮影の際、参加者や遺族、容疑者にも直接会って話を聞くんです。そういう人たちは何と言うか……、醸しだす雰囲気が怖いんです。その……”殺してやる”って空気が。
 夏海さんは違っていたんです。事態を飲み込めず、虚ろな目をして桃井さんを見ていた。悲しんでいるわけでも、人を殺してほくそ笑んでいるでも無い。彼女は誰かに嵌められたんだって、僕の勘が……」
 シンジが熱っぽく説明を続ける中、士は呆けた目で彼を見る。感情任せの馬鹿馬鹿しい理由かと思いきや、根っこにはカメラマンとしての経験に基づいた裏付けがある。馬鹿だが、只者ではない。そのことが、少しばかり予想外だったからだ。
「……あの、聞いてます? 僕の話」
「聞いてるよ。それで、夏ミカンの不可解な目の秘密が知りたくて……参加したってことか?」
「半分は、そうですね。けど、もう半分は……」
「”レン”とか言う野郎絡みのことだな。奴は一体何者だ? 話を聞く限り、同じ会社の先輩、って感じだったが」
 それを聞くや否や、シンジは子どものように目をきらきらと輝かせ、明るい表情と口調で話し始める。
「僕とレンさんは”チーム”だったんですよ。僕が写真を撮って、レンさんがそれを基に記事を書くっていう。
 凄いんですよ、レンさんの書く記事は。斜に構えて世相を見ていて、誰にもどこにも肩入れすることなく、批判的な立場で記事を書くのに、そこに全く嫌味がなくって。それでいて余計なことは全部省いてて、子どもでも内容が理解できるぐらい簡潔で……。
 編集長も言ってました。”レンが記事を書くようになってから、
売り上げが対年比120%になった”って。憧れ、なんです。僕の中で一番の」
「もういい、もういい。だいたいわかった」
 顔を近付け、嬉々として語り続けるシンジを両手で御し、身内自慢を打ち切らせる。
 要点だけを纏めると、かなり優秀な記者だったと言うことか。シンジ自身が妙に卑屈なのが気になるが――。
「おぉーい、士ー! シンジさーん!」
 遠方より声を張り上げ、此方を呼ぶ者がいる。今の今まで”赤い変質者”として街の人々に追われていたユウスケだ。
 士はそう言えばと思い返し、手をぽんと叩く。「お前、今までどこに行ってたんだ。仕事をしない助手に喰わすただ飯は無いぞ」
「しょうがないだろ。人に追われてて、ようやく捲けたとこだってのに」
「夏ミカンに続いてお前まで何かやったのか。俺は擁護しねぇぞ」

 士の言葉を聞き流し、それよりと話を振る。「どうだったんだ? ライダー裁判ってのは」
「どうもこうもねぇ。やってることはいつもと同じなんだからよ。ライダーが三人、早々にリタイアだ。気乗りはしないが、残りの九人、さっさと叩き潰してやるよ」
「おぉっ、頼もしいな。さっすが士!」
「何が流石なのか、よく分かりませんけど……あぁ、失礼」シンジのジャンパーの中で、携帯電話がけたたましく鳴り響く。
 画面に表示された名前を見、シンジは冷や汗をかいて狼狽える。

「そうだよ、そうだったんだよ……。今昼休憩中だったじゃないか。ヤバいなぁもう。怒ってるだろうなぁ、副編集長、絶対怒ってるだろうなぁ」
 電話を取って何度かの会釈の後、シンジは士たちの方へと向き直り、改めて大きく頭を下げる。
「すみません士さん、ユウスケさん。僕、もう社に戻らないと」
「焦ってるな。会社の上役か?」
「副編集長から戻って来いと言われちゃって……。お話はまた後で」
「なるほど。そういうわけじゃあ……」
 仕方がないと頷きかけるユウスケだったが、士に頭を鷲掴みにされて阻まれる。何なんだと憤慨するユウスケを尻目に、士は丁度良いとシンジの右肩を掴んだ。
「俺たちも連れてけよ。他の奴らの話も聞きたいしな」
「待てよ士! それはさすがに迷惑だろ!」
 急いで戻らないといけないというのに、首を縦に振らない限り、引き下がりそうもない。シンジはお手上げだとでも言いたげな顔で溜め息をついた。

「……言っても聞きそうもない……ですよね」
「分かってるじゃねぇか。聞き分けの良い奴は好きだぜ」
「分かりました。なんとかしましょう。減俸ぐらいで済むといいけど……」


* 同日 16時 25分 「ATASHIジャーナル」内・ラウンジ *

 雑誌社・ATASHIジャーナルの内部では、社員たちが忙しなく動き回り、何とも知れない作業を続けている。そのうち、鼠色のスーツを纏い、額がかなり後退した初老の男がシンジに声を掛けてきた。
「何をしていたんだねシンジ君。桃井編集長が亡くなられて辛いのは分かるが、今は会社のことを考えてくれないか。
 普段取材する側が取材され、日に何度も会見を開くなど前代未聞なのだよ」
「副編集長……」
 物言いこそ穏やかだが、目元には幾重もの皺が刻まれている。対応に追われて疲れているのだろう。
 申し訳なく思い、二の句を継げずにいるシンジを無視し、「副編集長」は士たちに目を向けた。
「ところで……そちらのお二人は?」
「あ。そうですね。彼らは……」
「桃井玲子殺害事件。容疑者の弁護士、門矢士だ」
「俺はその助手、小野寺ユウスケです」
「ご丁寧にどうも。私はこういうものです」
 薄毛の中年男性はこちらこそと頭を下げ、名刺を差し出す。直筆らしく、名字の「鎌田」までは読み取れたが、名前は全く分からない。
 殺された桃井玲子の部下、ATASHIジャーナルの副編集長。弁護士の自分にとって敵なのは間違いない。身構え、鋭い目付きで威嚇するが、鎌田は意に介さず淡々とした様子で続ける。
「弁護士さんがうちに何の御用で? 事件はライダー裁判に移行したのです、今更証拠固めをしたところで、何の意味もないのでは」
「今更、とはゴアイサツだな。意味ならあるさ。ライダーたちをぶちのめして無罪をもぎ取るのは簡単だ。けど、それじゃあ誰が犯人なのか分からねぇ。そこをハッキリさせとかないと気持ち悪いだろうが」
「気持ち悪い……と来ましたか」
 鎌田は少し考えた後、いいでしょうと首を縦に振った。
「事件が起こった時間、私は会社近くにあるオープンカフェで、日課のブレンドコーヒーを飲んでいました。
 日によってブレンドの内容が変わりますのでね、昨日のブレンドは……、グアテマラベースにモカやキリマンジャロを配合したもの、でしたかな。ナッツ風味の芳ばしい香りが印象的でしたよ」
「それを証明するものは?」
「領収書……、では安着過ぎますかな? ならば、うちの社員や、カフェの店長に聞き込みをしていただいても構いませんよ。コーヒーのブレンド比率は毎日メモしていると聞いていますから」

 疑われているというのにずいぶん余裕じゃないか。
 士は鎌田の余裕たっぷりの態度を不審に感じ、ユウスケに促す。
「よしユウスケ、聞き込みに行ってこい」
「えっ、俺ぇえ?」
「弁護士助手だろ。給料分きちんと働け。夏ミカンが有罪になってもいいのか?」
「分かった、分かったよ」
「ノルマは最低でも20人な。それ以下だったときは減俸の上、お前のバイク没収してやるから覚悟しておけ」
 給料なんて、払ったこともないくせに。ユウスケはぶつぶつと文句を言いつつ、下の階へと降りて行った。
 同時に、ラウンジの中で耳をつんざく『金切り音』が響く。有罪派と無罪派のライダーが揃ったことで、二人にライダー裁判への参加要請が下ったのだ。
「この音……ってことは」
「えぇ。私も参加者です。どうぞお手柔らかに」
 鎌田は士に向かって一礼すると、携帯電話を取り出し、電話口の相手に対し申し訳なさそうな口調で話し始めた。
「広報の”島田君”かね? 今日の会見だが、10分ほど遅れると先方に伝えてくれ。それまでには必ず戻るので……」
 
「ずいぶんと余裕だな。なんならもっと多く取ったっていいんだぜ」
「10分で十分ですよ。さて……そろそろ始めますか、弁護士さん」
 電話を切った鎌田は、先ほどまでとは打って変わり、表情に闘志が満ち満ちている。
「勿論。思いっきりやらせてもらうぜ」
 ――変身
 ――変身!

 ――KAMEN RIDE 「DECADE」!!
 士はディケイドライバーを、鎌田は”サメ”のような紋章の入ったカードデッキを取り出し、鏡の前で仮面ライダーに変身。意気揚々とミラーワールドへと向かっていった。


※ 同日 16時 50分 ミラーワールド・エリアFH-14 ※

「初めて見るライダーだ。あなたのも新型……ですか」
「そうなるな。お前たちのとは根本的に違うらしいが」
 ディケイドと、鎌田が変身したライダー『アビス』は、互いの姿を見合わせ、暫し向かい合う。
 先に動いたのはアビスの方だ。「まぁ、なんにせよ、私に勝てるライダーはいませんよ。この裁判、私が判決を下させてもらいます」
「あぁ、みんなそう言うぜ。俺に倒される奴はな」
 言うが早いか、ライドブッカーをガンモードにし、引き金を引くディケイド。だが読まれていたらしく、アビスは前転でそれをかわし、カードを引き抜いて左手の召喚機「アビスバイザー」に装填さた。
 ――SWORD VENT
 右手にサメの歯のような切れ込みの入った剣、『アビスセイバー』が握られ、ディケイドへ攻撃。
 剣の威力もさることながら、切れ込み一つ一つが装甲に食い込み、ディケイドの足を右に左に引っ張って行く。
「くそ……いい加減に、しろッ」
「おっと、そうは行きませんよ」
 反撃の起点にとブッカーからカードを抜くが、ドライバーへの装填前に、手裏剣の要領で飛んできた別のカードに阻まれてしまう。アビスの「ガードベント」カードだ。
「この野郎、味な真似を……」
「カード使いとの戦いにとって、相手に発動させないようにするのは基本中の基本ですよ。さてと」
 ――ADVENT
 アビスは『アドベント』のカードをバイザーに挿入。彼の契約モンスターたちがディケイドに襲いかかる。
 契約者同様切れ込みの入った刀を用いる、ホオジロザメ型モンスター・アビスラッシャーと、胸部に仕込まれた二門の砲門による銃撃が得意なシュモクザメ型のアビスハンマー。
 アビスラッシャーが剣戟で体勢を崩し、距離を取ると、アビスハンマーが胸部の砲門でディケイドを狙い撃ち。二体のモンスターはアビスの指示を介さずとも、自分たちの役割を理解し、的確にディケイドに攻撃を与えて行く。

「つまらないですねぇ。あなた、それでも弁護士ですか?」
「くっ……、今までのは準備運動だ。本番行くぜ、覚悟しな!」
 ――FORM RIDE 「KIVA BASSHAA」
 二体のモンスターの隙を突き、「キバ・バッシャーフォーム」のカードをドライバーに装填。ディケイドの体表が緑に変わり、専用銃「バッシャーマグナム」が彼の右手に握られる。
 同時に、彼を取り囲むようにして襲っていた二体のモンスターが、ディケイドの足元に発生した『泉』に足を取られて沈む。ワタルとの戦いで辛酸を舐めたかの能力の再現だ。

「これで一対一に逆戻りだ。残念だったな」
「さぁ。それはどうでしょう」
 ディケイドは体の埃を払ってアビスを挑発するも、彼は別段驚いた様子も無く、仮面の下でにやにやと笑っている。モンスターを失い、不利な状況だと言うのに何故なのか。
 答えは簡単だ。

「う、おわっ!」
 泉に飲み込まれたはずの二体は、水中からディケイドの足を掴んで引っ張り、彼体勢を崩して悠々と水から上がってきたからだ。
 二体はお返しだとばかりに上半身だけを泉に引き込み、水の中を自由自在に泳ぎ回って、ディケイドに攻撃を仕掛ける。ハンデどころか益々有利にしてしまったようだ。

「ふふふ、残念でしたね。私の契約モンスターは、二体とも”水棲”なんですよ。それじゃあ、意味がありません。さて、と」
 ――STRIKE VENT
 アビスラッシャーの攻撃でディケイドが水から顔を出した瞬間、アビスは先んじて装備していた手甲「アビスクロー」から、水甲弾・『アビススマッシュ』を発射。
 ディケイドに向けて放たれたそれは、彼をとあるビルの一室まで飛ばし、立派なオフィスを瓦礫の山へと変貌させた。

「良い気になりやがって……、あぁくそッ、すぐに後悔させてやる」
 力ではなく、能力とその使い方で手も足も出ないことに、ディケイドは瓦礫の中で歯を食い縛り、地団駄を踏む。彼はライドブッカーからカードを一枚引き抜いて、オフィスの中から這い出した。

「お前の快進撃もここまでだぜ。こっからは俺のターンだ」
「いや……、待ちたまえ弁護士君」
「今更逃げようったってそうはいかねぇぞ」
「そうじゃない。上だよ、上」
「……はぁ?」
 どうしたことか、ディケイドに向かって待てと止めるアビス。彼の注意を無視して歩を進めるディケイドの頭上には、

 ――見つけたッ! 弁護士ぃいいいいっ!
 ――ぶっ潰れて、ミンチになっちまいな!
 新たな二人の仮面ライダーが、今まさにディケイドを倒さんと、一人は剣を構えて、一人は右足で蹴りつけようとしている最中だったのだ。
 一瞬早く反応し、寸での所でかわせたものの、虚を突かれた衝撃は彼の心に波紋を呼んだ。

「な、なんだ! なんだッ!」
「バトルに参加しているライダーは私たちだけではない。
 ……5分、か。予想よりも早く終わりましたな。では、そろそろ仕事に戻らせてもらいますよ、弁護士君」
「この野郎! 待ちやがれッ!」
 ビルに取り付けられているデジタル表記の時計で、宣言通りに一段落がついたことを知ると、アビスは足早にミラーワールドを後にする。鏡の中の世界故、書かれていた文字を逆に読んで、だ。
 それでは不服だと後を追うディケイドだったが、二人のライダーが彼の行く手を遮る。

「待ちなよ、あんたの相手は俺たちだぜ弁護士さんよ」
「姉さんの……姉さんの仇ッ!!」
 ”レイヨウ”を模した茶色のライダー『インペラー』に、白鳥を模した白き翼の女性ライダー『ファム』。額のシグナルやカードデッキのランプが『黒く』点滅していることから、ディケイドと相反する『有罪派』のライダーであることが窺える。

「俺とやりあおうってのか? やめとけよ、怪我するぜ」
「やめる? 冗談でしょ」ディケイドの問いに、ファムは怒りで拳を震わせて答える。
「あたしは『桃井ミホ』。殺された”桃井玲子”の妹よ。動機や証拠はどうあれ、あの状況でお姉ちゃんを殺せたのはあの女だけ。あの女が無罪になるなんて……、絶対に許さない!」
「あ。ちなみに俺、こいつの彼氏。お姉さんが殺されたとあっちゃあ、味方をしないわけにはいかないだろ? 悪いね」

「誰が彼氏よ誰が。あんた、あたしに付きまとってるだけじゃない。今回だって、あの女を有罪にできれば、あたしに振り向いてもらえるとか、そういう下心があったんじゃないの?」
「馬鹿ッ、んなわけねぇだろ。俺はただお前が可哀想だったから……」
「どうだかッ」
 復讐の炎に燃え、目的を見据えて戦う彼女と対照的に、男の方は軽薄でどこか抜けていそうな印象。彼女たちの日常での姿が少しだけ垣間見えた気がした。
 が、そんなことは今気にすべきことではない。ディケイドはソードモードに切り替えて斬りかかった。

 刃と刃が鍔《つば》迫《ぜ》り合いになったまま動かない。女性のものとは思えない凄まじい力だ。ディケイドは刃を圧し込みつつ、ファムに何故だと問い掛ける。

「なんで俺が弁護士だと分かった。俺はまだ名乗っちゃいないぜ」
「弁護士と検事には使いやすいデッキが優先的に渡る代わり、変身と同時に他の参加者に位置を特定される制約があるの。不利な一般人が、先んじて何らかの対策を講じる為にね。あんた、弁護士のくせにそんなことも知らないの?」
「成る程、それで不意討ちか。なかなかに良い手だ、敬服するよ」
 ディケイドは力任せに刀越しのファムを振り払い、刃を彼女の眼前に向ける。
「お前の言い分は解った。分かったが……、俺もあいつを助けなきゃならないんでね」
「弁護士だから、ってわけ? 嫌な仕事ね」
「何とでも言え。姉の名誉のために戦うのは大いに結構だが、俺だって仲間を救うと言う大義がある。文句があるなら力づくで来いよ、可愛い白鳥さん」
 結局のところ、この裁判に”正義”なんてものはない。あるのは個人の主張と、そのための願い、だけ。そこには浄も不浄も無いってことか。素晴らしい解決方法じゃねぇか。笑えてくらぁ。
 ディケイドは、仮面ライダーの仮面の中で自嘲気味に笑った。

「ミホォ! 一気に決めるぜ、『ファイナルベント』だ!」
「了解。息合わせなさいよミツル!」
「誰に物言ってんだよお前は! 行くぜェ!!」

 ――FINAL VENT
 ――FINAL VENT
ファムは召喚機・「ブランバイザー」の翼状になった柄を展開させ、中に『ファイナルベント』のカードを挿入。
 ディケイドを挟んだ向かいに立つインペラーは、脛《すね》に備え付けられた召喚機「ガゼルバイザー」に、同じく『ファイナルベント』のカードを挿入。
 ファムの契約モンスター・白鳥のブランウィングが起こす突風により、成す術無く飛ばされるディケイドを、インペラー配下のゼール系モンスターの大群が迎え撃つ。二人のライダーのファイナルベント・コンボだ。
 満足に身動きが取れない今、こんなものを喰らってはひとたまりもない。ディケイドはカードを飛ばさないよう細心の注意を払いつつ、バックルに装填し、レバーを押し込んだ。
「この戦いに正義も何もねぇ。悪いが勝つのは俺だ」
 ――ATTACK RIDE 「INVISIBLE」
「な……にッ!? どこだ!どこに消えやがったッ」
「ちょ、ちょっと! ミツル、とめて、止めてッ!」
「……え!?」
 ディケイドは『インビジブル』のカードを用いて挟み撃ちをかわし、虚空へと消え去った。当然、ファイナルベントを撃ち合った二人は急に止まれない。標的を見失って尚放たれた必殺技は、その直線状に立っていたファムを襲う。
 ファムはか細い悲鳴とインペラーへの恨みつらみを言い立てて、インペラーのモンスターたちに押し潰され、『ベント』されてしまった。

「ち、ちくしょう……、ちくしょう! よくもミホをッ!」
「動くなよ、動くと痛いぞッ!」
「えっ」
 ――FINAL ATTACK RIDE 「De-De-De-DECADE」
 怒りに燃えるインペラーを眼下に、ディケイドは彼の頭上高くから必殺の飛び蹴りを放ち、彼をも続けざまに『ベント』させた。

「これで文句ねぇだろ。じゃあな」
 まとわりついた埃を払い、アビスを追ってその場を後にするディケイド。今、彼の心の中には、どんな思いが去来しているのだろう。
 そして、ファムとインペラーを同時に倒したあの連続技。夏海が夢で見たものと同じだったのは、
果たして、偶然だったのであろうか。それとも――。


* 同日 16時 58分 「ATASHIジャーナル」・編集室 *

 ディケイドがファムとインペラーを相手に戦いと言う名の公判を行っている最中、鎌田は現実世界に戻り、撮影した写真を編集しているシンジに声をかけた。

「あ……、鎌田副編集長。どうなさったんですか?」
「仕事中済まないね。少し席を外してもらえるかな」
「えっ、でも僕、今作業中で……」
「話はこちらの方で通しておくから。大事な話なんだよ」

 鎌田は周囲の社員に目配せをして了解を取り付け、人があまり近寄らない場所までシンジを連れ出した。仕事を中断してまで自分を呼び出したことに疑問を隠せないシンジに対し、鎌田は彼と目を合わせないようにして、少し陰った表情を見せた。
「この話を君にするのは辛い。辛いが……言わないわけにもいかない。くれぐれも、落ちついて聞いてくれシンジ君」
「何か、あったんですか?」
 日頃の行いが祟って、とうとうクビを宣告されてしまうのかと、内心冷や汗をかき、目を見開いて鎌田の次の言葉を待つシンジ。しかし、彼が発した言葉は、クビを宣告されてしまうことよりも辛いものだった。

「この事件……犯人は、あの女性ではないのかもしれない。私は見たんだ。見てしまったんだよ。”犯人”を、事件のあった日のあの時間、談話室から逃げるように去る……」
 ――羽黒、レンの姿を――。


※※※


 通常、後書きは起承転結の「結」まで書かないことにしているのですが、今回はちょっとだけ例外。

 突っ込まれる前にこちらに表記しておきますが、現実世界の裁判員裁判では「裁判員法第十七条・事件に関連する不適格事由」により、被害者の親族裁判に参加することが出来ません。

 なのに何故被害者の妹が参加しているのかというと、ライダー裁判の場合は「戦いで勝ち残らなければ有権者の主張が通らないのと、ファムというキャラクタを活かせるような変身者とはどんな立ち位置なのか? を考えて行きついたのが「被害者の妹」という設定だったからでした。
 現実の法律曲げてまで通す必要はあったのか否か。


 movie対戦2010では昭和ライダーが倒されていたあの場面でしたが、それを平成ライダー縛りでやったら誰がやられるだろうと思案して、結局あの面子で決定しまいました。
 まさか全員ネタキャラで揃ってしまうとは夢にも思うまいて。
・赤=ギャレン・ジャックフォーム
・青=ライジングイクサ
・黄=仮面ライダーカイザ

 映画の方は同日に公開された、かのウルトラマン映画へのメタあっての人選と聞きましたが、こちらは逆に赤青黄で、『超電王トリロジー』へのメタとして作用しましたね。何の気なしに書いたのでびっくりです。

 ちなみに、今更表立っていうことでもありませんが、『ベント』という単語は『KAMEN RIDER DORAGON KNIGHT』における設定からの、紛うこと無い逆輸入です。
 便利な言葉ですよね……『ベント』って。
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NoTitle 

>[姿を消し、動きどころか]目にも捉え切れない程の速さで動く
[ ]内を消去すべきだと思います。
>お手玉でもするかのように[し]、惨い打撃音と共に空中で殴り続けていた。
[ ]内は消去したほうがいいと思います。
>夏海は空を見つめ、天に答えを仰いでみるが、誰も答えを提示しようとも[、]されることもない。
[ ]内を[せず、またなんらかの形で示]などとした方が適切だと思います。
>満員電車で痴漢にあったかのように[興奮]する夏海
[動揺][困惑]などとした方が適切だと思います。興奮だとなんだかエロ(ry
>[発信源]を探して周囲を見回すが、
ちょいと硬い表現なので[声の主]というのはどうでしょう?
>ワタルとの戦いで[辛酸を舐めたかの能力]の再現だ。
[辛酸をなめさせられたあの苦境]
>力ではなく
単純な力量差ではなく

まあファムといえば「姉のための復讐」ですから、今回の設定は間違ってなかったと思いますよ。
細かい設定が良い感じにハマっていて、良い味出してると思います!
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