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 ←けいおん! 二次創作「わたしのものはわたしのもの。あなたのものも、わたしのもの?」 →Journey through the Decade Re-mix 第二話 「超 絶」 D-part
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「Journey through the Decade Re-mix」
Journey through the Decade Re-mix(1)

Journey through the Decade Re-mix 第二話 「超 絶」 C-part

 ←けいおん! 二次創作「わたしのものはわたしのもの。あなたのものも、わたしのもの?」 →Journey through the Decade Re-mix 第二話 「超 絶」 D-part
 クウガの世界編は、ディケイド本編でも指折りに好きな話なのですが、唯一、「ユウスケが敵を殴りながら(足)、の順に変身してゆく」、原作お馴染みの特撮カットがなかったのが非常に残念でした。
 残念ながら、こちらのお話でも採用されなさそうですが……。


 赤の力・マイティフォームに超変身し、肉弾戦を挑むクウガ。
 仕方なく挑み来るクウガを迎え撃つディケイド。二人の距離はあっという間に詰まってゆく。
 そして、その拳は――。
「光家秘伝! 笑いのツボ!」
「ユウスケ! いい加減にしなさいッ!」

 光夏海の笑いのツボと、八代刑事の拳銃によって軌道をずらされ、両者の頬に打ち込まれた。
 ボクシングでいう「クロスカウンター」を喰った二体のライダーは、脳震盪《のうしんとう》を起こし仰向けに倒れ込む。戦いは、両者痛み分けで決した。
 とは言え、ディケイドには負傷に加え、笑いのツボの余波が残っているため、クウガの数倍辛かったのかも知れないが――。

◆◆◆

 更に陽は上り、時刻が朝八時を回る頃。士たちは廃寺を離れ、パトカーの置かれたかの河原付近へと戻っていた。
 彼ら二人は先ほどの無益で無謀な戦いを女性陣に咎められ、士は鼻を掴まれ左右に思いきり振られ、ユウスケはもしものためにと手錠をかけられ、八代に即席の『取り調べ』を受けている。

 ユウスケは両手を縛られても尚八代に噛み付く。「何でだよ……なんで止めた! まだ勝負はついてねぇ! 姉ちゃんの仇だって取れてねぇんだぞ!」
「どんなやり方であろうと、門矢巡査は未確認《グロンギ》の犯行を阻止してくれたのよ。確たる証拠も無しに敵だと決め付けるのは早計だわ」
「何を悠長なことを。奴は姉ちゃんを殺したんだ、ぶっ飛ばす理由なんざそれで十分だろうが!」
「いいえ、不十分だわ。あなたのいう『仇』が門矢巡査である証拠はあるの?」
「ピンクの体に縞々模様、不気味に輝く緑の瞳。間違いようがねぇ!」
「嘘」彼の勢いを削ぐかのように、八代はぴしゃりと言い放つ。「あなたが門矢巡査を仇と認識したのは、彼が手の汚れを払う仕草をした時。そこまで特徴を覚えていたのなら、三池トンネルで出会った時に襲い掛かっている筈……そうでしょう?」
「何が言いたいんだ」
「あそこは薄暗くて、自分の目の前すら殆ど見えなかったのよ。なのにあなたは仇の体表まで言い当てて見せた。シルエットくらいならまだしも、そこまで細かく見えるなんておかしいわ。
 ユウスケ。あなたが門矢巡査に襲い掛かった本当の理由は、姿ではなく、あの仕草にあるんじゃないの? お姉さんの死と共に『仇』の最も印象的な動作が頭に刷り込まれた――。そうなんでしょう」
 図星なのか、ユウスケの目に焦りが浮かぶ。彼はそれらを紛らわすように当たり散らす。
「さっきから何なんだよあねさん、あいつの肩ばっかり持ちやがって。まさか……『俺の代わり』に戦わせようってのか!?」
 怒りのあまり手錠を壊し、激情に任せ八代の胸ぐらを掴む。
八代はユウスケを胸を突いて引き剥がし、優しく、控えめな口調で言葉を続ける。
「違う……、違うのよユウスケ! あなたの……いや、私たちの味方になってくれるんじゃないか、って思っただけ」
「味方……だァ?」
 八代の手を強引に引っ込めさせ、パトカーに押し付けて彼女の奥襟を掴む。
 ”門矢士を味方として迎え入れる”ユウスケの怒りを再燃させたのはこれだろう。
「余計な気遣いだぜあねさん。俺は独りだってやって行ける、仲間なんざ必要ねぇよ」
「人は独りじゃ生きて行けないの。未確認同様人々から迫害されているあなたなら尚更ね。いつまでも意地を張るのはやめなさい!」
「意地なんか張ってねぇ!」
 両者一歩も譲らず、争いは平行線を辿る一方。門矢士は光夏海に凄まじい剣幕で詰め寄られながらも、ユウスケたちのやり取りを遠巻きに眺めていた。

「やれやれ。大変だねぇ、あっちも」
「士君!」へらへらと笑う士に、夏海の右親指が迫る。「あなたの使命は、何なんですか!?」
「『世界の崩壊を防ぐ』ことだろ? いちいち聞かれなくても分かってる」
「そうです、世界を救うんです! 他のライダーと戦う必要なんてありません!」
「お前はさっきまで何を見てきた、あれはあっちが仕掛けてきたんであって、俺は何も悪くない!」
「関係ありませんっ」
 士の言葉に間違いは無いが、夏海の追求は止まらない。
 夢だとはいえ、ディケイドとクウガの戦いは、あの恐怖の再現であり、門矢士と夢の中のディケイドを結び付ける代物でしかない。
 門矢士は「あいつ」とは違う。彼は悪魔などでは無い。この追求は、夏海がそのことを自分自身に言い聞かせる為でもあった。
 士は夏海のお小言をかわし、彼女から距離を取るも、彼の行く手には八代が待ち構えていた。
「門矢巡査」ユウスケの時とは違い、真面目かつ冷徹な声で問う。「グロンギの言っていた『究極の闇』、その復活はあなたたちの戦いで阻止された――、そう考えていいのかしら?」
 士は黙って首を縦に振る。「ここに女性警官を近付けさせるなよ。奴らにとって重要なのはこの場所だからな」
「そう……分かったわ。丁度良かった――」
 その時、士たちの耳にパトカーのサイレンの音が届く。注意しないと聞き逃す程に遠いが、一台や二台のものではない。
「妙だな。やつらは今、警察署に防衛網を敷いているはずだが」
「私が呼び戻しました。究極の闇とやらを封じたのなら、いつまでもあそこで厳戒態勢を敷く必要は無いでしょう? 大丈夫、女性警察署員は隔離するよう説明しておきましたから」
「待てよ」ユウスケが口を挟む。「警察の連中なんか呼び寄せて、何をしようっていうんだ? グロンギ共は俺たちが始末したんだぜ」
至極当然な疑問だ。八代は鋭い目つきでその問いに答える。
「確かに『究極の闇』の復活は阻止できた。でも、ここでまた女性警官が襲われたら封印は容易く説かれてしまう。だから、私たち警察の手で眠っている間に”それ”を始末するのよ」
「始末するったって、どこにあるのか見当はついてるのか?」
「奴らは灯溶山《ひときやま》の遺跡から復活しているわ。しかも、連中は復活の儀式の中心点をこの場所を選んでいる。となれば、あの遺跡の奥に『究極の闇』が眠っていると考えて間違いない。……そうでしょ? 門矢巡査」
士は嫌味たらしく鼻を鳴らす。「否定する要素は何も無い。だがやめとけよ。眠っているとはいえ、相手はどうしようもない化け物だぜ。何かの拍子で目覚めちまったら、もう目も当てられん」
「でも、そっとしておいて復活しないという保証もないでしょう? 未確認の殺しに怯えている人たちは大勢居る。奴らの大本があるのなら、潰して人々を安心させてあげなくちゃ。それが私たち警察の責務であり、犠牲者への弔《とむら》いでもあるの」
「……」八代の言葉に士は押し黙り、口を噤《つぐ》む。
 彼女の言いたいことは分かる。だが、それが正しいとは限らないし、それがそっくりそのまま自分にも返ってきてしまうことも理解している。八代に掛ける言葉が、彼には見つからなかったのだ。

「だったらあねさん、俺がお供に」
 士が押し黙ると同時に、今度はユウスケが身を乗り出して答える。しかし八代は彼の言葉を手で遮った。
「あなただって未確認と見なされているのよ、私と一緒に居て奴らと共に襲われたらどうするの。今は事を荒立てたくないの。ここで門矢巡査たちと休んでいなさい」
「なんだよそれ、俺だって……」
「大丈夫よ。一人で先走って、無茶なんてしないから。頼りにしてるわよユウスケ。それと、門矢巡査」
 八代は二人を見て微笑むと、パトカーに乗り込み、サイレンが鳴り響く方へと向かって行った。
 河原には二人の男と一人の女が残される。
「……なんだ」
「なんだよ」
 顔を突き合わせ、お互いに睨み合う二人。ユウスケは”頼りにしてるわよ”という言葉に、”門矢巡査”と付け加えられたことに納得がいかないのか、とても不機嫌そうな顔で士を睨みつけていた。

「どうした? 好きな女が他の男になびくのを見て嫉妬でもしてンのか」
「誰がッ! あねさんがお前みたいなやつになんて」
「そりゃそうだよなぁ。曲がりなりにも俺はゲゲルを阻止した正義の警察官。一方お前は、勘違いでその善人に掴みかかったただのチンピラ――、だもんな」

「ふざけんな……、誰がチンピラだ、誰が!」
「つまらない奴だね、まったく。お前のような奴が『主人公』の物語、ね。俺は感動も同情もできん」
「つぅか、なんだよさっきから!」遂にユウスケが切れた。「意味不明なことばかりいけしゃあしゃあと……。結局、お前らは一体何なんだよ!」
「察しの悪いやつだな。いいか、俺たちはな――」
 士の口を手で遮り、夏海が二人の間に「後はわたしが」と割って入る。
 夏海は世界崩壊の危機、士が栗色の髪の青年に伝えられた使命など、これ迄に起きたこと全てを包み隠さずユウスケに話した。
 ユウスケはそんなことがあるかと一蹴しかけたが、彼女の嘘偽りのない口調と真っ直ぐな瞳に気圧され、考え無しに首を縦に振ってしまう。

「――と、いう訳なんです」
「あぁ、ああ。皆まで言うな。どうせお前の貧相な頭じゃ理解できないだろうしな」
 士の喧嘩腰な態度に、納得しかけたユウスケがまた切れる。「なんだと!」
「俺は事実を言ったまでだぜ」
「まぁまぁまぁまぁ。もう事件は解決したんですし、二人とも落ち着いて……」
 事あるごとに食ってかかる士と、挑発に乗って何度も血を昇らずユウスケ。
 夏海は呆れながらも、その争いを止めようと再び割って入る。
 しかし、彼女はその最中唐突に言葉を止める。河から流れてきた「何か」に気を取られたからだ。
「どうした夏ミカン。自慢の笑いのツボはどうした? ほら、ほら」
「そんなことより」夏海は怒ることなく、拾い上げた「それ」を士に見せる。「これ、どう思います?」
「何だよそんな真剣な顔して……こんなもん、ただのリンゴだろ」
「ただのリンゴじゃありませんよ。ちゃんと見てください」
 そう言われ、手渡された「林檎」を繁々と眺める。夏海の言う通り、妙な点がもう一つあった。
「捻じれ……てんのか? このリンゴ……」
 見れば見るほど不気味な林檎だ。雑巾絞りでもされたかのように、右回りにきつく捻られている。捻れによって生じた凹凸がはっきりしている。模様の違いなどでは無いらしい。
 何故そうなっているか分からないが、この林檎は何らかの力で捻られた。そう考える他ない。
「こんなもん、どこで拾ってきたんだ夏ミカン」
「上流からです。そういえば何か、何かが……見えませんか?」
「要領を得ない言い方だが……確かに見えるな。ありゃあ、車か?」
 ユウスケを無視し、士は夏海の指差す方向に顔を向ける。その先に一台の車が停まっているのが見えた。
「妙だな。こんな朝早く、山の中に来る用事なんてあるか?」
「行って……みますか?」
「”休め”と言われてやることも無いしな。調べてみるか」
「お、おい! 俺を忘れるんじゃねぇよ!」
 二人と、士たちを追うユウスケは、不可思議な林檎の謎を探るべく、砂利道を進んで河の上流に向かって行った。

◆◆◆

『九狼ヶ谷《くろうがだに》』遺跡は灯溶の山麓、岩壁をくり抜いて作られた洞穴の中にある、古代の祠《ほこら》のような場所だ。
 遺跡と言っても大きさ自体は大したものではなく、内部には人が七八人入れるかどうかというもので、グロンギたちの復活も、大部分は遺跡周辺からであった。
 高名な学者ですら解析出来ない古代文字や、そこに安置された遺物などが衆目の目を惹き、一時期町興しの観光名所にされていたのだが、グロンギの復活でそれも立ち消えた。
 遺跡の周囲十数メートルに数台のパトカーがバリケードを張る様に停車し、拳銃を所持した警官たちが遺跡をぐるりと取り囲む。八代の指示でやって来た一団だ。
「八代ォ、本当にこれで奴らを一網打尽にできるというのか?」
「一網打尽……というのは大袈裟かも知れません。しかし、未確認の頭目とされる存在を、復活する前に始末することは……可能だと思います」
 年配の刑事は、前髪が後退し禿げ上がった頭をさすり、眉を潜めて言葉を返す。「確証も無いのに呼んだってのは勘弁してくれよ。だいたいそんな物騒な未確認、俺たちの装備だけで始末出来るのか?」
 彼の問いに、八代は手にした拳銃から銃弾を一発抜き取って答える。
「技術部が開発した”神経断裂弾”を配備中の警官全員に与えています。いくら強かろうが、再生能力が高かろうが問題無いでしょう」
「無いでしょうとは大きく出たな。しかし、それは本格運用段階前の筈だ。逸る気持ちは分からんでも無いが、信用に足るかどうかは……」
「成果が欲しければ今ここで挙げれば良いでしょう。技術開発班も現場で働く私たちも志は同じ。信じましょう、彼らの努力と技術力を」
 未確認生命体――グロンギは、腹部に埋め込まれた霊石「アマダム」の力か、常人なら即死の傷を負っても、短時間で再生し、より強力な力を伴って襲い来る。警察組織が単独で未確認を始末出来ない理由がそれだ。
 故に開発されたのが神経断裂弾。着弾と同時にグロンギたちの「神経」を破壊し、彼らの自己再生能力を奪って抹殺することも可能である。
 そのような弾丸がこうして運用されているのは、未確認対策班に籍を置き、クウガと共闘して実績を上げている八代の能力と人柄あってのものだろう。

 八代は弾丸を再び銃に戻し、代わりに無線で配備中の警官たちに指示を飛ばす。
「――総員、神経断裂弾を装填し、木の陰に隠れて待機。未確認らしきものが現れたら私たちに連絡を」
 遺跡の中は水を打ったように静まり返っているが、究極の闇復活を狙う未確認が潜伏している可能性は否定できない。
 四方に散らばった警官たちは、入念に周囲を見張り、未確認が遺跡の中、そしてその周囲から出てこないかどうかを確認する。どうやら、何も出てこないようだ。
「……襲って、こないな」
「ですね」言って頷いた後、無線口に指示を飛ばす。「A班は遺跡内に突入、B班は入口周辺を固め、未確認の接近を警戒してください。目標は遺跡内部にある棺です。両班、無理だけはしないで下さい」
 警官隊は八代の指示の元、崩れ落ちた遺跡の中へと歩を進める。
 その先に何があるのか、踏み込んだ彼らには知る由も無く――。

◆◆◆

 一方で、河の上流へと向かっていた士たちは、不可思議な車の元へと辿り着く。
 車の外装、その周囲を見回すが、何一つ損傷は無い。「ここに在る」ことを除けば、何の変哲もないただの軽自動車だ。
 運転席には誰も居らず、窓には覗き見防止の塗装が施され、中の様子を窺い知ることは適わない。
 窓を割って無理やり入ろうかと考えたが、幸いなことに助手席には鍵がかかっていない。夏海とユウスケは後に続き、両側のドアから車内に足を踏み入れた。
「なん……だ、こりゃあ……」
「人の形をした……彫刻!?」
 車の中で士たちを出迎えたのは、若い女性を象った石の彫刻であった。大きさも重さも人そっくりで、今にも動き出しそうな感覚すらある。
「びっくりさせやがって、何でこんなもんを車の中に入れるんだよ」驚きと怖さを隠すように、わざと声を荒げてみせるユウスケ。
「見た限りただの彫刻だ。リンゴやここに停まってる理由は分からんが、大したことではないんだろ。運転手から話を聴ければ手っ取り早いんだが……」
 謎は残るが、深く考えることでも無い。士とユウスケは運転手を辺りを目を向けるが、夏海だけは蒼褪《ざ》めた顔でそれを見つめている。
 とうとう耐えきれなくなり、震える声で二人に言う。「これは、これは……彫刻なんかじゃありません。あなたたちは、何を見てるんですか」
「は?」
「はぁ?」
 何のことだか分からないと、二人して同時に言葉を返す。夏海の深刻そうな表情が気になった士は、改めて彫刻を隅々まで見渡した。
「おい、おいおいおいおい。なんだよ、こいつは……」
 夏海が蒼褪めた顔をしている理由が士にも読めた。今の今まで、これは「彫刻」であると思っていた。しかしそうではない。左腕の一部分だけ、妙に柔らかく、色の薄い面があったのだ。
 粘土か何かが貼り付いているだけだと摘まんでみるが、容易く千切れるようなものではない。血が通っておらず、一見すると石と見分けが付かないが、これは紛れもなく「人間の肌」だ。つまり、この彫刻は――
「人が石にされた……ってことか?」
 彫刻が元・人間であると分かり、三人の間に動揺が広がる。誰に襲われてこうなったのか? グロンギの仕業としか考えられないが、奴らにこんな魔法のような手口が使えるものだろうか。
 そんな中、ユウスケは「彼女」の尻の辺りに”手帳”が落ちているのに気付き、拾い上げて目を通す。
「――……!」傍目から見ても十分分かるほど、ユウスケの血の気がさっと引く。彼は横にいた夏海を突き飛ばすと、脇目も振らずどこかへ駆けて行った。

「痛たた……、もう! 何をするんですか……って、あれ?」
「なんだアイツ。この手帳がどうしたって言うんだ」
 士はユウスケが落とした手帳を拾い見る。彼もまた驚愕に顔と唇を引きつらせた。
「……どうかしたんですか?」
「ただの馬鹿かと思ったが、頭の回転は悪くないらしいな。こうしちゃいられねぇ、行くぞ」
「え、え? 一体どういう」
「これを見ればお前にだってわかるだろ。俺は先に行くからな」
 士もまた、何処かへと走り去って行った。夏海は何だか分からないまま、士に手渡された手帳に目を向ける。
『緑川アスカ』。9月4日生まれの23歳。
 ――職業、”○×署 交通課:巡査”。

◆◆◆

 ――るぉおおおおおおおおおおおおおお……ッ
 小さな遺跡の中で、雄々しき何かが激しく吠える。林の木々が、河のせせらぎが、周囲の大気が、何もかもが震えたかのような錯覚を覚える。
「な、何だ、何が起こったッ」
「分かりません。でも、何か……何かが……!」
 警官隊が叫びに恐怖し、たじろいだ瞬間。突然遺跡が音を立てて崩れ始めた。乗り込んだ五人のうち二名が瓦礫に飲み込まれ、残りの三名が命辛々逃げ出してくる。
「何だ……一体何が起こった!?」
「考えるのは後です、今直ぐ負傷者の救出を」
 パトカーから様子を見ていた八代は、瓦礫に埋もれた警官を救出せんと身を乗り出す。
 しかし、ここで不可思議なことが起こった。遺跡の崩壊から逃れた三人の警官は、突如凄惨な形相で首を掻き毟り、その場に突っ伏したまま動かなくなった。
 瓦礫を払い、崩れた洞穴の中から漆黒の瘴気《しょうき》と共に、”オオカミを模したかのような”未確認生命体が顔を出す。
 ――『究極の闇』、”ン・ガミオ・ゼダ”がこの世に再び顕現した瞬間だった。

 奴はグロンギ以外の何者でもない。だが、今彼らが目にしているそれは、今まで戦ったグロンギたちとは、漂わせている気配が全く異なっている。存在そのものが『恐怖』だと形容するべきか。
 奥に待機していた警官隊は恐怖に駆られ、弾切れに気付かぬ程発砲し続けるが、オオカミの未確認はそれが当たったことすら気付かず、自身の周囲を見回している。
 警官たちは自分たちの攻撃が無意味だと悟り、蜘蛛の子を散らすかのように、悲鳴を上げて一目散に逃げ出す。
 切り札である神経断裂弾が無意味だと分かった今、逃げる以外に彼らの生き残る道は無いからだ。

 とは言え、指揮者である八代はそうは行かない。効かないと分かっていながら、彼らの時間を稼ぐべく、ガミオに向かい銃を撃つ。
 オオカミの怪物は銃撃を意に介さず歩を進め、八代の首を鷲掴みにし、その体を軽々と持ち上げた。

「バゼゴセパ《何故俺は》、レザレダ《目覚めた》……!」
「ぐ……うぅ!」
 ガミオは八代に対して何かを呟くも、彼らの言語が分からない八代には、彼が何を言わんとしているのか窺い知ることは叶わない。

 ――あねさんを、離せッ!!
 そこに、バイクを駆った何者かが突っ込む。究極の闇の復活を予期し、八代の危機を救わんとやってきたユウスケだ。
 突き飛ばされてよろけたガミオの隙を付き、ユウスケは愛機・トライチェイサー2009を乗り捨て、八代を抱きかかえたまま走り、距離を取る。
「ユウスケ……あなた!」
「お望み通りに来てやったぜ。頼りにしてくれてるんだろう? 山を下りたら、今度こそ一緒に飯を食いに行こう。ダメだとは言わせねぇぜ!」
 ――変身ッ!
 ユウスケは八代に逃げるよう促し、クウガに変身してガミオの前に立ちはだかる。
 彼女が警官たちに対してそうしたように、今度は自分が時間稼ぎになろうというのだ。
 八代はユウスケの物言わぬ申し出を受け入れ、よろよろと林の奥へ逃げて行く。
「手前が究極の闇ってか。何だっていいや、とっとと俺に倒されな!」
 クウガはガミオに掴みかかり、渾身の力で殴りつける。しかしガミオは意に介さないどころか、のけぞることすらなく、彼の腹部に自身の拳を叩きこんだ。
「ぐぉ……お!」
「クウガ……バ。パザパザ《わざわざ》ギビギゴグボドパバギ《死に急ぐことは無い》。ガセ《去れ》!」
 全身の力が四方に分散され、呻き声一つ立てず地に伏すクウガ。
 ガミオは倒れ込んだクウガに一瞥をくれると、紫の瘴気を撒き散らしつつ林の中へと消えた。


「士君、見てくださいあれを」
「おーおー、おーおー。死屍累々《ししるいるい》って感じだな」
 ユウスケに遅れること数分。
 マシンディケイダーを駆って九狼ヶ谷遺跡・跡地にやってきた士と夏海は、蜘蛛の子を散らして逃げ回る警官隊を見て唖然とした。
 林の中にこだまする悲鳴、銃撃音、慟哭。姿を見ずとも、『究極の闇』が復活していることを悟る。
「……二人とも、無事だったのね」
「その声は……八代さん!?」
 そんな中、士と夏海は、ユウスケに諭され逃げてきた八代と合流。
 夏海はディケイダーを降り、大丈夫ですかと声をかけた上、ふらつく八代に肩を貸す。八代は「何とかね」と苦々しく言葉を返して士の顔を見た。
「今ユウスケが林の先で戦っているわ。助けに行ってあげて」
「……何だ? 俺を咎めないのか」
「そんなことは今、どうでもいいわ。急いで」
 実行したのは八代だとは言え、彼女に事情を話し、止めなかった自分にも責任はある。なのに何故俺を咎めない?
 士は八代のそんな態度が気になってしょうがなかったが、彼女はただ士を見つめ、助けに行くよう促す。誰に文句を言った所で、状況は何も変わらないからだろう。
「……わかった、わかったよ。行ってやる、行ってやるとも」
 その視線に負けた士はディケイダーに跨がりエンジンをかける。
 八代も、彼女に肩を貸す夏海も安堵した表情を見せた。
 その、ほんの一瞬だった。
「え――ッ」
 八代に肩を貸す夏海の足に、何か温かいものが降りかかった。
 何かと思い、夏海は彼女の方へと顔を向ける。

 八代の顔が苦悶に歪んでいる。
 それもその筈。彼女の腹部は、何者かに後ろから貫かれ、真っ赤に染まっていたのだから。

◆◆◆

 ――空が……青空が見えらぁ。
 ――俺……どうして寝てるんだ?
「そうだ、あのグロンギ! どこに行きやがったンだあの野郎!」
 昏倒から目覚めたクウガは、目を凝らして辺りを見回す。
 周囲にグロンギの気配は無い。八代は上手く逃げただろうか。クウガは微睡む意識に鞭打って林の奥へと駆けて行った。


「な……に……ッ!!」
「八代さん、八代さん! しっかりしてください!」
 八代の腹部を貫いたのは、背後から近付いて来た蟹の未確認だった。
 ただのグロンギではない。顔や体つきこそ、未確認生命体のそれと変わり無いが、纏いし衣服が”警察官の制服”と全く同じなのである。

 これが『究極の闇』、”ン・ガミオ・ゼダ”の能力だ。
 彼が体から発する漆黒の瘴気は、吸い続けることで体内で化学反応を起こし、人間の体に血液を運ぶ”心臓”を、グロンギたちの霊石『アマダム』と同じものに変質させ、人間を未確認生命体へに変えてしまう力を持つ。
 グロンギと化した人間は理性を失い、己の中の本能のままに暴れ回るのだ。
 そこにいるだけで、人々の心に闇を渦巻かせる存在。ガミオが『究極の闇』とリントに畏怖された理由はこれだ。
 蟹のグロンギは八代の腹部を鋭利な腕で刺し貫いた後、隣の夏海に標的を定めるが、視界の外からこめかみを思い切り殴られ、木々の間にめり込む。
 クウガが、満身創痍の八代を見込んだのはこの時だ。

 ――おい、おいおいおいおいおいおいおい。
 ――……何、やってんだよ。
 ――だれに……何をやってんだよ。
 ――何を、なにをなにをなにをなにを
 ――何を……やってやがるんだッ!
 クウガの中の決定的な何かが切れた。
 彼はグロンギを突き飛ばして馬乗りになり、そのまま奴の顔を、腹部を、肩を、ただ、ひたすらに殴り続けた。
 殴打を喰ったグロンギの悲鳴が、肉を棍棒で叩くような生々しい音が、声にならないクウガの慟哭が、一つの音楽となって林に響く。

 ――くそっ、くそっくそっくそっくそッ!
 クウガの右腕から血が滴り落ちる。だが拳は止まらない。
 ――これでもかッ、これでもかこれでもかこれでもか!
 夏海や士が彼の名を呼んだ。それでも拳は止まらない。
 ――よくも! よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
 突っ伏し、息も絶え絶えになった八代が彼の名を呼ぶ。やはり拳は止まらない。
 殴打によって許容できるダメージの範囲を超えたグロンギは、”アマダム”と化した心臓から血を出し切り、四散しても尚クウガの拳は止まらない。
 殴るべき対象が目の前から消えたことに気づかず、彼はただ地面を殴り続ける。
 最早八代がどうなったのか、自分が何故こんなことをしているのか。ユウスケには分からなくなった。何も分からなくなった。
 彼の心は、”狂気”に覆い尽くされてしまったのだ。

 ユウスケの心が漆黒の闇に呑まれかけた瞬間、彼の視界を“何か”が遮った。
 刺々しい装甲を身を包み、黒き瞳の謎の存在。自分のようで、自分ではない何か。
 急に、ユウスケの意識が現実に引き戻された。彼は拳を止め、息を切らせて腕を地面に置く。
 ――あれは、なんだ?”俺《クウガ》“……か?
 ――なんだ……、 俺は今、何をしていたんだ?
 これは一体何か。狂気に支配された自分に対する、アマダムからの”警告”だったのか。
 同時に、自分の体に変化が生じていることに気付く。赤き鎧は色味を失って白く染まり、力の象徴であった頭部の角も短くなっている。力を十分に引き出せない不完全態・グローイングフォームだ。
 それから程無くし、自ら解くでもなく変身が解除され、その場に突っ伏す。だが寝ているわけには行かない。ユウスケは木に寄り掛かったまま動けない八代の元へと駆け寄った。
「あねさん、あねさん! もう、もう大丈夫だ! 俺が病院に連れていく!」
「私は……大丈夫。それよりも…あなたは」
 八代は自分を気遣うユウスケに対し、林を抜けたその先、街の方に目を向けさせた。
 あのグロンギ――、ガミオが宙に浮き、街を目指して飛んでいる。瘴気は彼と九狼ヶ谷遺跡を中心に、規模を益々拡大させている。
 吸い続ければグロンギと同じ存在と化す悪夢の霧。あんなものが街中で……いや日本全土、世界中に蔓延でもしたら。
 警察やクウガの力などでは止めようがない。

「お願いよユウスケ……この街を、世界を救って」
「だめ……だめだ、俺は……俺はッ!」
 だが、ユウスケは首を縦に振らなかった。
 人を助けても見返りはなく、ただただ疎まれ続けるだけの存在。そんな彼がクウガとして戦う理由は、自身の姉を殺した犯人探しと、彼が想いを寄せる八代刑事。彼女を護るという二つだけ。
 姉殺しの犯人は未だ見つかっていないが、目の前で想い人が逝かんとしている今、ユウスケの中に戦う意思は残されていなかった。
「そう、か。なら、俺が行く」
「行く……って、そんな簡単に言わないでください」夏海は士の手を掴んで引き留める。「そんなことしたら、あなたもグロンギになっちゃうかもしれないんですよ!?」
 士はだったら何だと夏海の手を捻り、強引に引き剥がした。
「気にするな夏ミカン。俺には過去の記憶がない。もしかしたら、俺も奴らと同じ存在かも知れねぇしな」

 夏海の手を振り解いた士は八代と目を合わせ、何も言わず頷くと、ガミオの向かう先へとディケイダーを走らせる。
 林には肩で息をし、青ざめた顔をした八代と、頬を涙で濡らし、慟哭するユウスケ、二人を見つめる夏海の三人が残された。

 最早自力で立つことすら出来ない八代を抱きかかえ、ユウスケが嗚咽混じりに言う。「あねさん……俺はアンタに褒めてもらえるのが嬉しかった。褒めてもらいたかったんだ。
 誰も彼もが俺を……クウガを蔑む中で、あねさんだけは俺を、一人の人間として心配してくれた。
 あねさんのおかげで、俺みたいなヤツでも、ここにいていいんだ、生きてていいんだって思えるようになったんだ。だから、俺は今まで戦ってこれたんだ。あねさん。アンタが居てくれなきゃ、俺は……」

 膝を突いて歯を食い縛り、零れ落ちる涙を堪え、自分自身に言い聞かせるように、一言一言を、弱々しい口調で紡ぐ。彼にはもう、どうにもできなかった。
 そんなユウスケに八代は、子をあやす母のような、慈愛に満ちた気持ちを込めて、涙伝う彼の頬にそっと手をやった。
「ユウスケ……あなたは、考えたこと、ある?」
「何をだよ」
「”私がどうして未確認と戦うのか”に決まってるじゃない」
「そんなの、あいつらが憎いからだろ。あねさんだって、あの時、奴らに肉親を」
「そうね、その通り。それも、あるわ。でも、それだけじゃない。いいえ。それだけじゃ、人は戦い続けることなんてできないわ」
 八代は唇から涎のように血を垂らし、息も絶え絶えで今にも意識を失いそうな中、ユウスケに語りかけるように言葉を続ける。
「人はね、誰しも”誰かの中”で生きているのよ、ユウスケ。暴力で遠ざけようとも、言葉で蔑もうとも、心で壁を作っても、人はもっともっと、深いところで繋がっているの。その繋がりを断ち切ることは、出来っこないわ。だって……そんなことをしたら、『自分が死んでしまう』のだから」

「なんだよ、それ……。わけ、わかんねぇよ」
「そうね。あなたには分からなかったかもね。今までのあなたには。私だってそう。あなたと出会う前の私も、ね。
 あなたの言う通り、グロンギが父を目の前で殺した時、言いようがないくらいの怒りと、それ以上に大きな悲しみが私の中に溢れたわ。理性、感情、言葉。何者も私を止めることは出来なかった。
 刺し違えたっていい。あいつらを殺して自分も死んでやる。そう、思った。
 でもね、そんな私の盾になってくれる人がいたの。血だらけ泥だらけになりながら、自分の命も顧みずに、『こんなことで死ぬなんて間違ってる、あんたには生きててほしいんだ』って、私に必死に呼びかけて、代わりに戦ってくれた人がね。
 とても……、頼もしかったし、嬉しかった。あなたが初めてクウガになった日のことよ、覚えてる? ユウスケ」
 あぁ、そうだ。忘れるわけがない。ユウスケは目を見開き、唇をぶるぶると震わせた。あの時俺は誓ったんだ。この人を護って戦うと。
 だが、それが何だ。何故それがあねさんの戦う理由になる。ユウスケは自分の心と、八代自身に疑問を投げかけた。
 八代の話は尚も続く。「私ははっとなったわ。自分のことを想って、護ってくれる人がいる。他の誰かの中に私の存在がある。それが何ものにも代え難く、ただ、嬉しかったの。
 だから思ったの。私も、誰かのために、誰かの笑顔を護るために戦いたい。それが、人が人として、自分が自分らしく生きることの証明になると思ったから。
 ……あなたのこと、馬鹿になんて出来ないわね。私だって十分自分勝手で、自分のことしか考えていなかったのかも知れない」
 ユウスケは彼女に掛ける言葉が見つからなかった。八代の言わんとする言葉の意味を、悟ったのだ。
「私は……もうじき死ぬ。この体はきっと、グロンギと同じものになるわ。そうなった時、あなたは……、私を倒せる?」
「そんな、そんなこと言うなよあねさん。俺が、俺が必ず救ってやる」
 ユウスケの言葉に、八代はそっと首を横に振る。「いいのよ。それに私は死なないわ。『想い出』となって、”あなたの心の中で”生き続けるのだから。
 忘れてくれたっていい。私よりも好きな人が出来たっていい。その人と上手く行くよう、応援してあげる。あなたの心の奥底で、『八代藍』は生き続けられるはずだから。
 こんな私のことを、一生懸命想ってくれてありがとうね、ユウスケ」
「そんなこと、言うなよ……。今生の別れ……みたいな」
 どうしようもない鼻声だ。鼻水が喉に詰まって上手く喋れない。
 痛みや苦みを微塵も見せずに微笑み、空を見上げて淡々と話す八代が、たまらなく怖かったのだ。
「……ねぇ、ユウスケ。私の『最後の』我が儘……聞いてくれる?
 あなたは、ずっとずっと、私の笑顔のために戦ってくれた。私のためだけに戦ってあれだけ強いのなら、世界中の人の笑顔のために戦えば、あなたはずっとずっと強くなれる。だから、ね……。わたしに見せて。その姿を」

「こんなときまで命令かよ、”八代刑事”」
「えぇ、命令よ。……行きなさい、”小野寺ユウスケ”」
 言い終え、白い顔で目を閉じる。息を引き取ったのかと焦るが、微弱ながら未だ心音がある。喋り付かれて眠りについたのだ。
 ――俺のやるべきことは決まった。
 ユウスケは涙を右手の服の袖で拭って立ち上がる。服の袖は雨に降られたわけでもないのにぐっしょりと濡れていた。
 彼は一歩後ろで二人のやり取りを見ていた夏海に目線を移す。
 夏海もまた、涙で頬を濡らしていた。
「……あんた。夏海ちゃん、って言ったよな。あねさんのこと……よろしく、頼む」
「行くんですね? 戦いに」
「ああ」
 ユウスケは乗り捨てたトライチェイサー2009を起こして跨り、スターターレバーを右足で勢いよく蹴り込む。
 今度は一発で上手くエンジンがかかったらしく、アクセルを二回、強く空噴かせ、彼もまた瘴気溢れる街へと向かう。
 ユウスケの顔には不安や恐怖など、最早微塵もなかった。
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