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台所の王者とビビリの青年大戦争 第二ラウンド

 ←台所の王者とビビリの青年大戦争 →台所の王者とビビリ青年大戦争 第三ラウンド
はい、前回の続きでございます。この記事を読む前に、先に下の記事を読んでおくことを強くオススメします。
第一ラウンドを読む

…今回も、っていうかそれ以上に『アレ』なお話なので、耐性のない人にはオススメできません。
ですが、”『アレ』ごときで涙目になるバカ”の間抜けな姿を見たい方は、読んで存分に笑ってやってください。私は一向に構いません。ビビリだし。

では↓

―――”台所の王者は、一匹見かけたら30匹いる。”
そんなこと、マンガとかそういう世界の話で、んなわけないと鼻で笑っていた。
…そして今日。いかに自分と言う人間が矮小で、井の中の蛙であったかを実感することとなったのだ。

次の日(この記事を書いている時点では昨日(日を跨いでしまったゆえ))。
昨日の一件のせいか、僕はすっかり神経質になってしまった。
何かちょっと『がさっ』という音がしたら”それは台所の王者の仕業かッ!?”と某てつを氏のような反応を示して、即座に緊張状態に陥ったり、何もないところで王者の気配を感じてビビッたり、
昨日王者が移動した三角コーナーや戸棚付近を通る時には、怯えて若干手が震えるほどだった。
…ヘタレだのビビリだのと笑いたければ笑ってくれ。僕は一切弁明しないし嫌悪もしない。
今ここで文章を書いている僕は、たかが一匹のGの出現で、ビビッてヘタレて、あまつさえ心さえも折れそうになったほど、器の小さい小さい人間なのだから。

とりあえず僕は、その日に学校に行われるテストに出るため、2時近くに家を出た。
訳あって少し外出していたのもあり、正確な事は分からないが、
とりあえず、昼間の時点では何の動きもなかったことだけは記憶している。
昨日の三角コーナーの部分に、1mmにも満たない羽虫が何匹かたかっていたのを除いて。
…今思えば、あれを早いうちに処理していれば、これ以上王者が増えることもなかったのだろうな、と激しく後悔している。…本当に、遅かったわけだが。

そして夕方。体のあちこちから汗をダラダラと流して家路に着く。夕立でもあるのか、空は若干曇っていて、風の勢いはかなり強かった。その強さたるや、大きく風が吹く毎に、家の中の家具がガタガタと揺れるほど。
その揺れから発せられる音を聞いて、僕がビビリながらなんども台所を見回ったことは言うまでもない。)

僕は昨日とあまり変わり映えのしない夕食を取り、(大切な二時間を奪っていくことに定評のある)ルパンSPを見ようとテレビの前で待機していた。
帰ってきてすぐは、昨日のような事態がもう一度あるのではないかと内心震えていたが、
ルパンSPが始まる9時近くになると、その恐怖も大分薄れ、”今年のSPはいかに我々をガッカリさせるか&ネタが多いか”と、変なところでワクワクしていた。

 ルパンSPの冒頭、ルパンと(いかに勘がよく、その動きでワクワクさせてくれたが、”お見通しだ”を連発しすぎて冷めてきた)銭型が魔法のランプを巡っての攻防を繰り返している辺りだっただろうか。

昨日のように、音がしたわけではなかった。しかし、何だか妙な胸騒ぎがしたのだ。
一度胸騒ぎがしてしまえば、やはり内心穏やかではいられない。
僕は気が進まなかったが、今一度台所の流しに歩を進めた。

流しの全体を水で流してみる。反応はない。
…なんだ、やっぱり気のせいかと胸をなでおろし、TVのある自室に戻ろうとしたその時だった。

―――流しの上、蛇口付近に、不気味な影を見つける。忘れられるはずがなかった。
昨日突然襲来し、(精神的に)苦戦の末、スプレーで退治した台所の王者が、再び姿を現したのだ。

僕は近くに用意してあったゴキ●ェットを構え、思いっきり噴射した。
怖くて足が震えたが、一度経験があるというのは大きく、昨日より近距離でスプレーを浴びせ、即効で撃退せしめた。
その時、風が先ほど以上に強く吹いて、思いっきり噴射したゴキ●ェットが台所と、そこに繋がる居間部分に大量に散布されてしまった。
風で飛び、四方八方にまった(とおぼしき)殺虫剤を少し吸い、僕は少々喉が痛くなった。
風のせいで威力は若干弱まったが、ラベルに書かれた『逃げる間を与えない』という看板に偽りはないらしく、王者はその姿を僕の眼前に晒した。
 腹を見せて足をピクピクさせるその姿をまじまじと見る。
体色は薄茶色で、体長も昨日撃破した奴よりも一回り小さかった。…まだ成態ではないのだろう。
『おいおい勘弁してくれよ、こんな幼態まで出てくるってことは、まだ完全態が控えてるってのか?…マジか?マジ、なのか…?』
…そうは言うが、内心『こいつを仕留めれば終わりだろ』と思い、まだ若干ぴくぴくと動く幼態を掃除機で吸って蓋をした。

 丁度その時だった。
幼態の倒れた流しの先、コンロのスキマ辺りから、『もう一匹の台所の王者』が飛び出してきたのだ。
自分の体長近くもある長い触角、黒々とし、妙に脂ぎったように見える体表、先ほどの幼態よりも一回り大きいその体。…誰がどう見ても台所の王者、その『完・全・態』だった。

僕は再びゴキ●ェットを構え、そいつに思いっきり噴射してやった。
風は相変わらず吹きさらし、さらに四方八方に散布されてしまったが、この際どうでもよかった。
成虫とはいえ、ゴキ●ェットに弱いことには変わりないらしく、倒せはしなかったが、足元がふらつき、ふらふらとおぼつかない足取りで物陰へと逃げてゆく。僕は当然それを追う。

だが、そこまでだった。
突然、今まで放っていたゴキ●ェットの勢いが弱まり始めた。
しゅーっと大きな音を上げていた白い煙は、徐々にその勢いを弱め、とうとう押しても引いても何もでなくなったのだ。
 僕はぞっとした。今まで奴らに対抗できていたのはこのゴキ●ェットがあったからこそだ。
この状態でそれがなくなったということは、獰猛な肉食獣が牙と爪を抜かれて、他の肉食獣の群れの中にほおりこまれた、ということに等しい。
『新しいのを買ってくればいいじゃん』とも考えた。しかし、既に時刻は10時近く。
まともな薬局は、そのほとんどが店を畳んでいる時間だ。買いに行くには遅すぎたのである。
…さすがにそれはおおげさではないかと言う方もいるだろう。だが、とりあえず最後まで読んでいただきたい。

ゴキ●ェットという最強にして唯一の武器を失った僕は、途端に怖くなって、
親類の家に出掛けている祖母に電話をかけ、助けを求める。
そんなことをしても誰も帰ってこないことは重々承知している。
しかし、それでも一人で悩んでいるよりかは、誰か頼れる人間の判断を仰ぎたい、と言うのは、(ヘタレでビビリな)人間として当然の行為と言えよう。
 修羅場慣れしている祖母は、電話口の僕の弱弱しい声と態度を笑い、『それぐらい慣れてよ』と僕を叱咤する。
どう考えても祖母が正しく、非の打ちどころのない回答なのだが、
予期せぬ事態の乱立によって正気を失いかけていた僕にとっては、『電話してもすぐ駆けつけられるわけじゃない』という現実も手伝って、軽い拷問に聞こえた。

しかし、僕を襲う脅威は、ここからが本番だったのだ。
電話の最中、先の成虫が出てきた場所から、もう一匹の成虫がかさかさっとその姿を僕の眼前に晒したのだ。頭の中が真っ白になりかけた。
台所の王者は、一匹見かけたら30匹いる―――

そして同時に、何故奴等が姿を見せたのかも唐突に理解できた。
風のせいで、しかも二回、四方八方に散布されてしまったために、
家の中に潜伏していた他の王者達までも引きずり出してしまったのだ。
 『第一ラウンド』でも書いていたが、ゴキ●ェットは、至近距離で噴射すれば、10秒程度で王者を絶命させるほどの破壊力を持つが、
射程外の遠距離で放っても死なないどころか、若干ダメージを与えるだけで、むしろその動きを活発化させてしまうことにもなるのだ。
(っていうか、同じ場所にいたらヤバイから、その場所から離れているだけかもしれませんが。)
そういう意味では、ゴキ●ェットは使えないどころか、とんでもなく優秀であることの証明になった。
…まぁ、この状況でその性能を発揮されても、火に油だったわけだが。

これは、ヘタレでビビリな人間からしたら、とんでもなくヤバイ状況であることに気がついた。
死にかけとはいえ、成態の王者が二体、家の中を縦横無尽に動き回れるという事である。
王者は夜行性の昆虫で、電気を消せばすぐにかさかさと動き回る。
そして、それを撃破、もしくは抑制できるゴキ●ェットは弾切れで明日まで補充不可とくる。
助けを求めようにも、知人は誰一人として近所にいない。
 このことからはじき出される答えはただ一つ。
今夜は一人で、台所の王者と一緒に夜を明かせ』ということである。
これをヤバイと言わずして、なんと言えばいいのだろう。
もっとも、これを書いている現在、幼態は掃除機の中、一体は部屋のどこかの影に逃走、
残りの一匹は、三角コーナーの中で死んでいたので、自分が視認した分の王者は、ゴキ●ェットの大量散布で全て撃破したのかもしれないが。
(※しかし、それが三体目の王者だとは断定できない。
未知の四体目である可能性も否定できず、三体目はもしかしたら健在かもしれない。)

…これが、今日(ってか今現在だと昨日)起きたことの顛末である。
”顛末”と書くと、なんだか終わったように聞こえるが、少なくともこれを書いている時点では、
問題は何一つ解決していない。
少しでもこの恐怖感を落ち着かせようと書き始めた)第一、第二ラウンドの文章を書き出し始めて、そろそろ深夜1時ごろ。夜はまだまだ長い。
薬局が開くのは大体10時ごろだろうから、残り9時間、いつ活動するかも知れぬ王者に怯えて、家の中で過ごさなければならないのだ。
怖くて怖くてしょうがない。文章を書いて、音楽を聞いて気を紛らわせなければ、とてもじゃないがやっていけない。

…ってか、早く三角コーナーの中身を、王者の死骸ごと別の袋に移し変えて捨てないといけないんだった。…手が震えて出来ないんだけど、変わってくれる人もいないし。……はぁあ。

追記
先ほどその三角コーナーの中身をビニール袋で二重にし、そっとベランダの方に放逐しました。
王者の死骸も怖かったのですが、何より汚臭がやばかった。そりゃあ王者も群がるわな。

Q:なんでんな状況になるまで放置してたん?

A1:だって怖いんだもの。
A2:昨日そこから王者が這い出てきて怖かったんだもの。
A3:至近距離で嗅いでみて、ようやくすごい汚臭が気づいたんだもの。

みんな!台所の流し、とりわけ三角コーナーはなるべく綺麗にしておくよう心がけるんだぞ!
夏場は特に念入りに掃除するんだ!おにいさんとの約束だ!




次回!台所の王者に怯える筆者が、新たなゴキ●ェットと、新兵器●ウ酸団子王者ホイホイ
そして超兵器バ●サンを引っさげ、台所の王者にリベンジを挑む!(挑めたら…、いいけど……。)
恐怖と波乱と逆襲の第三ラウンド、どぉーぞお楽しみに!

第三ラウンドに続く
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